この時期は、喪中のはがきが届く。最近は、知人、友人の親だけではなく、御本人や配偶者の喪中はがきも多くなってきた。届くたびに、元気な頃の懐かしい顔や思い出を思い浮かべる。もうそんな歳なのだ。合掌 ・・・。
今宵の曲は、「In Memory」。鎮魂歌。ご贔屓、「マーティン・ティングヴァル/Martin Tingvall」率いる「ティングヴァル・トリオ/Tingvall Trio」の演奏で、アルバムは、「Dance」(2020)から。
「マーティン・ティングヴァル」。1974年生まれのスウェーデン出身で、2003年に結成したトリオ、「ティングヴァル・トリオ/Tingvall Trio」を率い、現在はドイツ・ハンブルグを中心に活動し、美メロ系ピアノトリオとして、世界中から高い評価を得ている。
アルバムのコンセプトは、「リスナーを世界一周音楽旅行へと誘う」というコンセプトらしく、「Tokyo Dance」、「Spanish Swing」、「Cuban SMS」、「Arabic Slow Dance」などという収録曲のタイトルを見れば、容易に想像できる。いずれも簡潔でわかりやすい曲。その中で圧倒的に耽美に吸い込まれてしまうのが、アルバムではラストの「In Memory」。パーソネルは、「Martin Tingvall (p)」、キューバ出身の「オマール・ロドリゲズ・カルヴォ/Omar Rodriguez Calvo (b)」、ドイツ出身の「ユルゲン・シュピーゲル/Jürgen Spiegel (dr) 」。
Dance
Tingvall Trio
Soulfood/SKIP RECORDS この曲は年末恒例としてリリースされる「Jazz Bar 2022」(2022)の冒頭にも収録されている。
Jazz Bar 2022
V.A.(寺島靖国)
寺島レコード 「In Memory - Tingvall Trio」 同じアルバム「Dance」から、タイトル曲、「Dance」と「ボレロ/Bolero」を。
「Tingvall Trio - DANCE (official Video)」「Bolero - Tingvall Trio」