今宵のピアノ、「現代最高峰のジャズ・ピアニスト」との呼び声も高い、「ブラッド・メルドー/Brad Mehldau」。そのデビュー・アルバム、「Introducing Brad Mehldau」(1995)から、「It Might as Well Be Spring(春の如く)」。
彼がデビューした当時も「ジャズであるか、否か」と論争は起こった。そして、20数年経った現在も、かつて親しんだプログレッシヴ・ロックへのオマージュ作、「ジェイコブズ・ラダー/Jacob's Ladder」(2022)、「ビートルズ/The Beatles」のカバー・アルバム、「Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles」(2023)と矢継ぎ早に、新しいジャズの扉を力強く開け放ったと言われる、自らのスタイルを貫いた作品を送り出している。
パソネルは、「It Might as Well Be Spring」を含む、前半5曲は、「ラリー・グレナディア/Larry Grenadier(b)」、「ジョルジ・ロッシ/Jorge Rossy(ds)」がつとめ、後半4曲は、「クリスティアン・マックブライド/Christian McBride(b)」、「ブライアン・ブライド/Brian Blade(ds)」がつとめている。