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大屋地爵士のJAZZYな生活

ロックン・ロールの女王「ティナ・ターナー」逝く

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 「愛の魔力」(1984年)などのヒット曲で知られ、「ロックン・ロールの女王」とも称されたアメリカ出身のロック、R&Bシンガー、「ティナ・ターナー/TinaTurner」が24日、死去した。83歳だった。米メディアによると、スイスの自宅で長い闘病生活の末に亡くなったという。

 テネシー州出身。元夫の故「アイク・ターナー」と組んだバンド、「Ike & Tina Turner」で1960年にデビュー。「プラウド・メアリー/Proud Mary」などの大ヒットで人気を博した。その後は、元夫の家庭内暴力から逃れる形でバンドを解散、離婚。ソロ活動を本格化させると、「愛の魔力/What's Love Got To Do With It」、「プライヴェート・ダンサー/Private Dancer」等ヒット曲を放つなど活躍した。

 長いキャリアで通算8度のグラミー賞に輝き、「最も成功した女性ロック・アーティスト」の名を欲しいままに。1991年には「アイク&ティナ・ターナー」として、2021年にはソロ・アーティストとしてロックの殿堂入りを果たしている。また、俳優としても活躍し、「メル・ギブソン/Mel Gibson」主演の「マッド・マックス/サンダードーム/原題: Mad Max Beyond Thunderdome」(1985)などに出演した。

 「Proud Mary」、「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR;Creedence Clearwater Revival )」が1969年に発表した楽曲で、作詞作曲は、メンバーの「ジョン・フォガティ/John Fogerty」。カバーであったが、オリジナルとは違った味わいでともに好きだった曲。もちろん「マッド・マックス/サンダードーム」も観ましたね。同時期の「ダイアナ・ロス/Diana Ross」よりも好きだったかもしれない。

 「プラウド・メアリー/Proud Mary」は、ミシシッピ川で就航していた「メアリー・エリザベス/Mary Elizabeth」という名の外輪蒸気船だという。


 合掌 ・・・・。
  


【 Proud Mary 】 by John Fogerty

「♪ Left a good job in the city,  この街でいい仕事を捨てて
  Workin' for the man ev'ry night and day, あの男のために昼も夜も働いた
  And I never lost one minute of sleepin',   寸暇を惜しんでね
  Worryin' 'bout the way things might have been. このままでいいのかと思った

  Big wheel keep on turnin', でっかい外輪を回して進む
  Proud Mary keep on burnin', プラウド・メアリーはエンジン全開で
  Rollin', rollin', rollin' on the river.  揺れながら 川の上を進む
   
  Cleaned a lot of plates in Memphis, メンフィスでは沢山の皿を洗い
  Pumped a lot of pain down in New Orleans,  ニューオリンズじゃ痛みを癒した
  But I never saw the good side of the city, でもこんないい景色見たことない
  'Til I hitched a ride on a river boat queen. 川下りのボートクイーンに乗るまでは

  Big wheel keep on turnin', でっかい外輪を回して進む
  Proud Mary keep on burnin', プラウド・メアリーはエンジン全開で
  Rollin', rollin', rollin' on the river. 揺れながら 川の上を進む

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

 「ティナ・ターナー」の半生を綴った自伝的映画「TINA/ティナ (What's Love Got to Do with It) 」(1993年)のサウンド・トラック・アルバムから。


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 What's Love Got To Do with It?
 Tina Turner/ティナ・ターナー
 Emi Uk/Zoom







「Proud Mary - Tina Turner」

     


 ライブ動画もアップしておきます。2000年に「Wembley stadium」で行われたコンサートから。この時彼女は60歳だったというからいやはや ・・・。
  
「Tina Turner - Proud Mary - Live Wembley (2000)」
  


   
by knakano0311 | 2023-05-26 00:00 | 訃報を聞いて | Comments(4)
Commented by kurikuri1954 at 2023-05-26 20:00
ティナ・ターナー残念ですね
私は1度だけですが 来日コンサート聴きに行きました
後々からですが この時のライブ盤が出ています

TINA TURNER - OSAKA 1988(2CDR) [Uxbridge 1406]
私が持っているのは輸入盤のレコードなのでCDと同じではありませんが楽しめます
このアルバムも国内盤は多分ないかも でも輸入盤専門店なら 手に入るかも
取り寄せなら数か月は覚悟のほど まあ好きな人は 昔買っているはず
Commented by knakano0311 at 2023-05-26 22:40
> kurikuri1954さん  コメントありがとうございます。若かりし頃憧れたアーティストたちが次々と鬼籍に入っていますが、本当に残念です。
Commented by kurikuri1954 at 2023-05-27 04:45
昭和という時代が終わって まもなく40年になろうかと
あの時代のスターたちも高齢になり 亡くなる運命に・・・・残念ですね
後はあの時代の記録をたどるだけ むかしはよかった そういう年齢になりましたよ
Commented by knakano0311 at 2023-05-27 10:50
> kurikuri1954さん    私が洋楽、洋画に目覚めたのは60年前。その頃憧れたスターやアーティストは多分一人も残っていないでしょう。「everything must change」。
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