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大屋地爵士のJAZZYな生活

山のCafeは涼しかった

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 あまりにも暑いのでご贔屓の山のカフェに行ってみた。大阪府能勢町、丹波篠山へ向かう峠の中腹にあって、ロッジ風の洒落たカフェ。年に数回程度だが、もう行きだしてから10年以上になるだろうか。やはり涼しい。


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 今宵、ボサノヴァを作った男、「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」の特集です。彼が、「クリード・テイラー/Creed Taylor」がプロデュースした「CTI/A&M」に残したアルバムをフルアルバムでピックアップしました。


 「クラウス・オガーマン/Claus Ogerman」のストリングスを加えたアレンジで、大ヒットした「Wave 」(1967)から。

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 Wave
 アントニオ・カルロス・ジョビン
 A&M







「Antonio Carlos Jobim - Wave(Full Album)」

     
  
   
 「波パート2」なんて言われたりしましたが、アレンジが、「クラウス・オガーマン」からブラジル出身の「エウミール・デオダート/Eumir Deodato」に変わったことで、雰囲気も変わっています。「Tide」(1970)。

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 Tide
 アントニオ・カルロス・ジョビン
 Polygram Records







「Antonio Carlos Jobim - Tide(Full Album)」



 これも鬼才「エウミール・デオダート」によるアレンジ。エレピを使用した「デオダート」お得意のフュージョン系の味付け。「Stone Flower」(1970)。


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 Stone Flower
 アントニオ・カルロス・ジョビン
 Masterworks








「Antonio Carlos Jobim - Stone Flower(Full Album)」
   


 「ジョビン」はこんな言葉を残している。

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『この地上で樹が切り倒されるごとに、その樹はきっと別の場所で、
 どこか他の世界で再び成長するのだと、私は信じている。
 だから、死んだら、
 私はそこへ行きたい。
 森たちが平和に暮せるその場所へ。』 アントニオ・カルロス・ジョビン
   
(青土社刊;アントニオ・カルロス・ジョビン~ボサノヴァを創った男
      /エレーナ・ジョビン著/国安真奈訳 より)
   


    

by knakano0311 | 2023-08-24 00:00 | 音楽的生活 | Comments(2)
Commented by marucox0326 at 2023-08-24 22:53
初めまして、marucoxと申します。
こちらのお店、私も10年ほど前にランチでお邪魔しました。
実家が宝塚ですので。丹波篠山もいいところですよね
、あの古民家のイタリアンまだあるかしら。
まだこうして頑張ってやってらっしゃるとうれしくなります。

夏はボサノバが似合いますね。私も死後は一本の木になって
旅人がひと息つける木陰を作りたい…です^_^
Commented by knakano0311 at 2023-08-25 10:26
> marucox0326さん
初めまして。宝塚も丹波篠山もよく行くところ。丹波篠山はあと2カ月もすれば、黒枝豆の季節に・・・。ジョビンも晩年は環境保護に大きな関心を寄せていたとか。
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