ショッピングモールも秋バージョンに

　よく行く西宮の大型ショッピング・モール。店内のディスプレイは、もうすっかり秋バージョン。



　

　今宵の曲、「September」。その長いキャリアにおいて、ジャンルも、言語も、世代も超え、様々なアーティストとのデュエットやコラボレーションを積極的に行ってきた「スティング／Sting」が、過去に発表してきたデュエット17曲を1枚にまとめたアルバム、「Duets [Bonus Track]」（2021）からです。イタリアのシンガー・ソングライター、「ズッケロ／Zucchero」と、英語、イタリア語のデュエットで歌います。

【　September　】　　by Sting

「♪　One more sunrise　　もうひとつの日の出
　　One more empty sky　　もうひとつの虚しい空
　　Though she’s gone　　彼女は去ってしまったけれど
　　I will stay　　私はここに留まる
　　Counting days　　日を数えながら
　　‘Til September　　9月まで

　　Sorge il sole　　太陽が昇る
　　Sui miei giorni　　私の日々に
　　E tu sei　　そして君は
　　Via da qui　　ここから去ってしまった
　　Pregherò, vieni settembre　祈るでしょう、来てくれ、9月と

　　Lunghi giorni d’estate　　長い夏の日々
　　Mi rattristano un po’　　少し寂しく感じる
　　Piove dentro di me　　私の内に雨が降り注ぐ
　　Un deserto che so　　あの砂漠のように

　　Trace her perfume　　彼女の香水を追ってみる
　　In my lonely room　　私の孤独な部屋で
　　Like a dream　　まるで夢のように
　　Coming down　　薫りが降りてくる
　　You’ll come back　君は戻ってくるだろう
　　Come September　9月になれば

　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　♪」




　デュエッツ (SHM-CD)
　スティング
　Universal Music







「Sting, Zucchero - September (Official Video)」

　　　　　



　　
　「September in Rio」。ピアノ・トリオです。イスラエル出身で、ニューヨークを拠点とするジャズ・ピアニスト兼作曲家、「ロイ・アサフ／Roy Assaf」率いるトリオの「Respect Vol. 1」（2012）から。

　「ロイ・アサフ」。「テル・アビブ芸術学校」、「バークリー音楽大学」、「マンハッタン音楽学校」で音楽を学んだという。本アルバムは、ベイシー、モンク、ピーターソン、マッコイ、ハンコック、チック、バロン、キースなど、ジャズピアノの巨匠の隠れた名曲を取り上げ、新たな息吹を吹き込んだ。リリカルなテイストと、今のNYの息吹を感じさせるコンテンポラリーなアルバム。パーソネルは、「Roy Assaf（Piano）」、「リューベン・ロジャース／Reuben Rogers（Bass）」、「グレゴリー・ハッチンソン／Gregory Hutchinson（Drums）」。




　Respect Vol. 1
　Roy Assaf Jazz
　Legacy Prod





「September in Rio - Roy Assaf」



　最後は大御所、「エンリコ・ピエラヌンツィ／Enrico Pieranunzi」の「September Waltz」。この曲、「Untold Story」（1993年録音・リリース、2006年再発）と、1997年3月 NYで録音された日本企画のアルバム、「チャント・オブ・タイム／Chant of Time」（2003）とに収録されているが、前者は、パーソネルが、「Enrico Pieranunzi(p)」、「マーク・ジョンソン／Marc Johnson(b)」、「ポール・モチアン／Paul MotianJoey(ds)」、後者はドラムスが、「ジョーイ･バロン／Joey Baron」に替わっている。「Untold Story」から。




　チャント・オブ・タイム
　エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ
　ビデオアーツミュージック







　Untold Story
　Enrico Pieranunzi
　Egea





　　　
「September Waltz - Enrico Pieranunzi」