今宵の曲、「ギフト/The Gift 」のタイトルでも知られている「リカード・ボサノバ/Recado Bossa Nova」。ブラジルの「ジャルマ・フェヘイラ/Djalma Ferreira」が、1959年に作曲したボサノヴァの名曲。ジャズのスタンダード・ナンバーとしても大変有名である。英語詞は、「ポール・フランシス・ウェブスター /Paul Francis Webster」による。
【 The Gift(Recado Bossa Nova) 】 by Djalma Ferreira , Paul Francis Webster
「♪ No strings have pearls ビロードの手袋に包まれた真珠には、 in a velvet glove つなぎ止める糸は必要ないわ The thing I long for is the gift of love 私が欲しいのは愛という贈り物 No ring of gold but a dream to unfold 金の指輪じゃなく、叶う夢が欲しい When all the stars have flown すべての星々が流れ去り、 and we’re alone 私たちがたった二人きりになっても叶う夢が
The gift of love is a precious thing 愛という贈り物な素晴らしいもの A touch of magic on a day in spring まるで春の日の魔法のようなものね The golden dream every dreamer pursues 誰もが求める素敵な夢みたいなものよ Remember darling 覚えておいてね、 never refuse the gift of love 愛の贈り物を決して拒んだりしないって
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最初は、1989年に「ヒロ川島」、「井上真紀」のふたりを中心に結成された、日本のジャズ・ユニット、「ラブ・ノーツ/Love Notes」の演奏で。アルバム、「The Gift Of Love Notes」(2002)から。
この曲を最初に聴いたのは、「スティーヴ・ローレンス/Steve Lawrence」とのおしどり夫婦としても知られている「イーディー・ゴーメ/Eydie Gorme」のアルバム、「恋はボサノヴァ/Blame It The Bossa Nova」(1963)。
1931年、ニューヨーク・ブロンクス生まれ。1950年代、専属歌手として「トミー・タッカー楽団/Tommy Tucker Orchestra」に在籍。 1960年代初頭、アメリカに上陸したボサノバ、そして音楽界を席巻したボサノバ・ブーム。ポップス界でもその先駆けとして、1963年にリリースされた「恋はボサノヴァ/Blame It The Bossa Nova」は全米チャート最高7位にランク、同名のアルバムは、女性ヴォーカル史上、永遠の名盤と語り継がれ、その中に収録されている「The Gift(Recado Bossa/リカード・ボサノヴァ)」が、日本でもCMに使用されるなど大ヒット。 「第2回日本ゴールドディスク大賞/THE Best Alubam of the year(ジャズ・フュージョン部門)」を受賞した。(Wikipediaなど参照)