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大屋地爵士のJAZZYな生活

中秋の名月を見てピアノを聴く

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 「十五夜」。「中秋の名月」、しかも「満月」ということで、団子を食いながら、月の出を待ちかねた。晴天、空気も澄んで、この上ないくらい綺麗に見えた。

 今宵は、しっとりしたピアノ演奏を。最初は、ご贔屓、「リン・アリエール/Lynne Arriale」のカルテット、「The Lynne Arriale Quartet」の演奏で、「Sister Moon」。アルバムは、ロック-ポップスのカバーも含む、リーダーとしての12作目の意欲作、「Convergence」(2011)。「Sting」の曲で、アルバム、「Nothing Like The Sun」(1987)に収録されている。

   
 ロック・ポップスのカバーにおいても、自分のスタイルを貫き、ジャジーな雰囲気をしっかりと表現している。豊かなテクニックから繰り出される安定したプレイが心地よい。パーソネルは、「Lynne Arriale(piano)」、「オメル・アヴィタル/Omer Avital(bass)」、「アンソニー・ピンチョッティ/Anthony Pinciotti (drums) 」、「 ビル・マッケンリー/Bill McHenry(tenor sax)」。


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 Convergence
 Lynne Arriale
 In + Out






「Sister Moon - Lynne Arriale」

     




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 「トリオ・X・スウェーデン/Trio X of Sweden」。「レナート・シモンソン/Lennart Simonsson (p)」、「パー・ヨハンソン/ Per V Johansson (b,elb)」、「ヨアキム・エクバーグ/Joakim Ekberg (ds)」の3人によって、2002年に結成されたスウェーデンのピアノ・トリオである。

 シューマンのトロイメライ、バッハのアリア、ベートーベンの月光 ラベルのボレロなど、クラシックの楽曲を、彼らなりのプログレッシヴな方法で、ジャズ化したアルバムが、ドイツ語で、「白昼夢」、「幻想」、「夢想」を意味する、「トロイメライ/Traumerai」(2012)。そこから、誰でも知っているでしょう「ベートーベ/Ludwig van Beethoven」のピアノ・ソナタ、「月光/Moonlight Sonata」を。北欧ジャズ・ピアノ特有の叙情性、ロマンティシズムを感じさせる。

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 Traumerei
 Trio X of Sweden
 Prophone






「Moonlight Sonata/Piano Sonata No. 14 Op. 27, 1st Movement - Trio X of Sweden」






by knakano0311 | 2023-09-30 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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