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大屋地爵士のJAZZYな生活

この寒さで電脳鉄馬のバッテリー上がる

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 先日の「窯焚き」の日のことである。朝、7時半に炭窯に点火する必要があるので、7時過ぎに山へ上がり、窯焚きと焚き口の遮蔽を終え、4時半ころ帰宅しようとしたら、エンジンがかからない。バッテリーが上がってしまったのである。ディーゼル・エンジン車であるが、当然、オートマ、電子制御の電脳鉄馬、ハンドルもロックされ、なす術がない。
  
 昔のディーゼル車なら、空気を圧縮して熱を持たせ、熱くなった空気に軽油を噴射して、爆発(燃焼)させる方式だったので、点火プラグ用の電流を確保する必要がなく、クランクを回したり(昔のヨット部のクルーザーがそうだった)、おしがけで始動ができたが、今のディーゼル・エンジンは、燃料噴射制御や噴射ポンプに電気を使うようになったので、おしがけできないという。そして、点火用のコイルに通電させ発熱などで始動時にガソリン車よりパワーが必要だともいう。
  
 仲間の車からケーブルをつないで、始動、その足でディーラーへと駆けこんだ。12月、冬タイヤの交換と定期点検をした時に、「バッテリーが弱くなっています」と警告されたのに、前回の交換から、まだ3年、電気系統の異常は全くなかったので、もう1年とたかをくくったのが大きな間違い。BM社ではないのだ。素直に警告を聞いて交換しておけば ・・・。

 「バッテリーが上がる」ことを、「battery is dead、battery is over」などと言うらしいが、今宵の曲は、「亡き王女のためのパヴァーヌ/Pavane for a Dead Princess」。「ラベル/M. Ravel」作曲のクラシックでは有名な曲。

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 ブラジル出身のミュージシャン、キーボード奏者、作曲家、アレンジャー、プロデューサーという鬼才、「エウミール・デオダート/Eumir Deodato」のアルバム、「Deodato 2」(1973)からです。1作目の「ツァラトゥストラはかく語りき/ Prelude」 (1973)に続く、クロスオーバーの傑作。今聴いても古さを感じません。

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 Deodato 2
 エウミール・デオダート
 Colum







「Pavane for a Dead Princess - Deodato」

     

  
 ピアノ・トリオからも。「スティーブ・キューン/Steve Kuhn」。アルバムは、クラシックのジャズ・アレンジ・アルバム、「亡き王女のためのパヴァーヌ/Pavane for a Dead Princess」(2006)。パーソネルは、「Steve Kuhn(Piano)」、「デヴィッド・フィンク/David Finck(Bass)」、「ビリー・ドラモンド/Billy Drummond(Drums)」。

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 亡き王女のためのパヴァーヌ (紙ジャケット仕様)
 スティーブ・キューン
 ヴィーナス・レコード







「Steve Kuhn Trio - Pavane for a Dead Princess」

 フルアルバムもアップされています。

00:01 1. I'm Always Chasing Rainbows - Fantasy Impromptu (Composed By – F. Chopin)
     ショパン:幻想即興曲
07:27 2. Pavane For A Dead Princess (Composed By – M. Ravel)
     ラベル:亡き王女のためのパヴァーヌ
13:58 3. Moon Love - Symphony #5 2nd Movement (Composed By – P. Tchaikovsky)
     チャイコフスキー:交響曲第5番第2楽章
20:52 4. One Red Rose Forever - Ich Liebe Dich (Composed By – E. Grieg)
     グリーグ:君を愛す
26:29 5. Swan Lake (Composed By – P. Tchaikovsky)
     チャイコフスキー:白鳥の湖
32:43 6. Nocturne In E♭ Major Op9, No2 (Composed By – F. Chopin)
     ショパン:夜想曲変ホ長調 作品9,第2番
39:26 7. Reverie (Composed By – C. Debussy)
     ドビュッシー:イベリア
47:40 8. Prelude In E Minor Op28, No4 (Composed By – F. Chopin)
     ショパン:前奏曲ホ短調 作品28,第4番
53:28 9. Full Moon And Empty Arms - Piano Concerto #2 3rd Movement (Composed By – S. Rachmaninov)
     ラフマニノフ:ピアノコンチェルト第2番第3楽章
1:00:24 10. Pavane (Composed By – G. Faure)  
     フォーレ:パヴァーヌ
1:07:01 11. Lullaby (Composed By – J. Brahms)
     ブラームス:子守歌


「Sreve Kuhn - Pavane For A Dead Princess (full album)」



by knakano0311 | 2024-01-28 00:00 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(0)
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