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大屋地爵士のJAZZYな生活

人生で一番おいしい珈琲って

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 先だってあるところから貰ったドリップ・バックのコーヒーが、酸味が過ぎず、苦みも過ぎず、それながら深みがあって、私の口にあったのか、すごく美味しかった。隣町、宝塚にある焙煎工房、「みさご珈琲」というところが製造しているので、買い求めようと行ってみた。

 気がつかずに通り過ぎてしまうような小さな店だったが、コーヒー好きの若い人がベンチャーでやっているらしいお店。ブラジル、コスタリカ、エチオピア、インドネシアなど色々の産地をブレンドしたコーヒーも魅力的だが、ネーミングも「漁師町の猫」、「バレンタイン・ブレンド」、「緑のクリスマス・プレゼント」などと名付けられて、それにあった色んなデザインのパッケージに入っている。
  
 気に入ったのが、「お客様の人生で、一番おいしい珈琲をお届けしています。」のコピー。コーヒー好きにとってはなにかワクワクするではないか・・・。自信がなければ、なかなかここまでは言えない。帰って飲むのが楽しみになった。


 今宵の曲は、「ブラックコーヒー/Black Coffee」。「ペギーリー/Peggy Lee」の十八番であるが、もうスタンダード、色々な歌手がカバーしている。歌詞を読むと、「人生で一番苦い珈琲」かもしれません。


【 Black Coffee 】 作曲;Sonny Burke、作詞;Paul Francis Webster

「♪ I'm feeling mighty lonesome とっても寂しいの
  Haven't slept a wink  一睡もできずに
  I walk the floor and watch the door 部屋を歩き回り、ドアを見つめ
  And in between I drink  その合間にコーヒーを飲んでるわ

  Black coffee    ブラックコーヒー
  Love's a hand me down brew 恋が私を出がらしにしてしまった
  I'll never know a Sunday この部屋で貴方との日曜日なんて知らない
  In this weekday room  いつもウィークディなのね

  I'm talking to the shadow  影と話をしているの
  One o'clock to four  1時から4時まではね
  And Lord, how slow the moments go なんてゆっくりと時が過ぎることか
  When all I do is pour  私がしていることと言えばコーヒーを注ぐだけ

  Black coffee  ブラックコーヒー
  Since the blues caught my eye 憂鬱にとらわれてからは
  I'm hanging out on Monday 月曜日はぶらぶらしている
  My Sunday dreams to dry 日曜日を夢見て泣いた涙を乾かすために

  Now a man is born to go a lovi'n 男は恋を追い求めるために生まれ
  A woman's born to weep and fret 女は泣き、悩むために生まれる
  To stay at home and tend her oven 家にいてオーブンを手入れし
  And drown her past regrets  過ぎ去った過去への後悔を
  In coffee and cigarettes   コーヒーとタバコに沈めるために

  I'm moody all the morning  私は朝から気分が不安定で
  Mourning all the night    夜はずっと嘆いている
  And in between it's nicotine  その間はニコチンで
  And not much heart to fight  それをやめる気力はほとんどない

  Black coffee   ブラックコーヒー
  feel'in low as the ground   地の底に沈んだような感じ
  It's driving me crazy just waiting for my baby 彼を待つだけで気が狂いそう
  To maybe come around  もしかしたら来るかもしれないなんて ♪」



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 私お気に入りのコーヒーを何杯か飲みながら聴いていただきましょうか。最初に飲んでいただく「ブラックコーヒー」は「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」のメンバー、「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」の淹れたものを。アルバム、「The Lights Still Burn」(2003)、および、それと「Moonlight Serenade」(2003)、「Songs of Our Time」(2008)、3枚からの日本企画のベスト盤、「Lost Love Songs」(2016)に収録されている。

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 ザ・ライツ・スティル・バーン
 シェリル・ベンティーン
 キングレコード






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 Lost Love Songs
 シェリル・ベンティーン
 Mvd







「Black Coffee - Cheryl Bentyne」

     


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 2杯目は、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」。「ペギー・リー」をトリビュートしたアルバム、「Fever: A Tribute to Peggy Lee」(1999)から。

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 Fever
 コニー・エヴィンソン
 CD Baby







「Black Coffee - Connie Evingson」


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 3杯目、「ジャシンサ/Jacintha」はどうでしょうか。「Lush Life」(2002)より。

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 Lush Life
 Jacintha
 Groove Note Records







「Black Coffee - Jacintha」


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 最後は、金髪をなびかせながら、ベースを弾き、歌うのは、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」で。アルバム、「Black Coffee」(2010)から。

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 ブラック・コーヒー
 ニッキ・パロット
 ヴィーナスレコード







「Black Coffee - Nicki Parrott」


 まだまだお代わりできますが、「もうこれ以上は ・・・」ですか。
  



  


by knakano0311 | 2024-06-08 00:00 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(0)
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