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大屋地爵士のJAZZYな生活

今宵「中秋の名月」より1日遅れの「ハーベスト・ムーン」

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 今宵、18日は、十五夜の「中秋の名月」より1日遅れの十六夜の満月、「ハーベストムーン」。

 「満月/full moon」には英語圏で様々な呼び名がある。4月は「ピンクムーン/pink moon」、6月は「ストロベリームーン/strawberry moon」などと月ごとに呼び方が変わるという。9月の満月は農作物を収穫する頃で「ハーベストムーン/harvest moon」と呼ばれている。

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 ということで、今宵の曲は、「ハーベスト・ムーン/Harvest Moon」。大姉御、「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」の歌唱。アルバムは、「Closer To You: The Pop Side」(2009)にも収録されているが、「ブルーノート・レコード」移籍後2作目のアルバム、「ニュー・ムーン・ドーター/New Moon Daughter」(1995)から。

 「ニュー・ムーン・ドーター」は、「カサンドラ・ウィルソン」が1996年に発表したスタジオ・アルバム。ウィルソンの自作曲や、「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」のカヴァー「奇妙な果実」等のジャズ・スタンダードに加えて、「U2」、「モンキーズ/The Monkees」、「ニール・ヤング/Neil Young」などのカヴァーも歌われており、このアルバム以後、カヴァーも積極的に取り入れることになったターニング・ポイント的なアルバムである。彼女は本作で、「グラミー賞最優秀ジャズ・ボーカル賞」を受賞し、自身初のグラミー受賞を果たした。
  
 あの眼の強い光はどこから来るのだろうか? ぶれない、強い、骨格の太さを思わせるかすれ声。本当に、一度ライブを聞いてみたいと思う歌手の一人。

 「Harvest Moon」。元々「ニール・ヤング/Neil Young」の曲のカバー。「カサンドラ・ウィルソン」は、この曲を彼女のジャズ・スタイルで独自の解釈を加えて歌っている。満月の夜に過去の愛を振り返りつつ、現在の愛を確認し合うというロマンチックな内容。

【 Harvest Moon 】 by Neil Young

「♪ Come a little bit closer  もう少し近くに来て
  Hear what I have to say  私が言いたいことを聞いて
  Just like children sleeping  眠る子供たちのように
  We could dream this night away  今夜は夢を見て過ごせるかもしれない

  But there's a full moon rising  でも、満月が昇っている
  Let's go dancin' in the light 光の中で踊りに行こう
  We know where the music's playing 音楽が流れている場所を知ってるから
  Let's go out and feel the night  外に出て夜を感じよう
  
  Because I'm still in love with you  まだ君を愛しているから
  I wanna see you dance tonight  今夜、君が踊る姿を見たい
  Because I'm still in love with you まだ君を愛しているから 
  On this harvest moon  このハーベスト・ムーンの下で

  When we were strangers  僕たちがまだ他人だった頃
  I watched you from afar 遠くから君を見つめていた
  When we were lovers  恋人同士だった頃
  I loved you with all my heart  心のすべてで君を愛していた

  But now it's getting late  でも今はもう夜も更けて
  And the moon is climbin' high  月は高く昇っている
  I wanna celebrate  お祝いをしたいんだ
  See it shining in your eye  君の瞳に輝く月を見たいんだ

  Because I'm still in love with you  まだ君を愛しているから
  I wanna see you dance again  もう一度、君が踊る姿を見たい
  Because I'm still in love with you  まだ君を愛しているから
  On this harvest moon  このハーベスト・ムーンの下で  ♪」


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 クローサー・トゥ・ユー~ザ・ベスト・ポップ・ヒッツ・コレクション
 カサンドラ・ウィルソン
 ユーメックス







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 ニュー・ムーン・ドーター+2(SHM-CD)
 Cassandra Wilson/カサンドラ・ウィルソン
 Universal Music







「Cassandra Wilson - Harvest Moon」


          


   

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 さて、ピアノ・トリオから、「スティーブ・キューン/Steve Kuhn」。曲は、クラシックをジャズ・アレンジした「ラフマニノフ/ Sergei Rachmaninoff」の「Full Moon and Empty Arms - Piano Concerto #2 3rd Movement(ピアノ協奏曲第2番 第3楽章)」
  
 10代までクラシック・ピアノを学んでいたという、しっかりとしたクラシックの素養を感じさせる演奏は、アルバム「亡き王女のためのパヴァーヌ/Pavane for a Dead Princess」(2006)から。パーソネルは、「スティーブ・キューン(p)」、「デヴィッド・フィンク/David Finck(b)」、「ビリー・ドラモンド/Billy Drummond(ds)」。私にとっては、ノルウェーのジャズ歌手、「カーリン・クローグ/Karin Krog」との長年の邂逅と友情のストーリーが心にしみる。


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 亡き王女のためのパヴァーヌ (紙ジャケット仕様)
 スティーブ・キューン
 ヴィーナス・レコード







「Full Moon and Empty Arms - Steve Kuhn Trio」

     




by knakano0311 | 2024-09-19 00:00 | 音楽的生活 | Comments(2)
Commented by ShiroYuki_Mot at 2024-09-19 12:43
綺麗な 中秋の名月 ですね。 お見事!。
関東では雲が多く、翌日の満月は完璧に雲の中でした。 残念。
Commented by knakano0311 at 2024-09-19 13:00
> ShiroYuki_Motさん  
ありがとうございます。デジカメハードのおかげです。雲はありましたが関西では、16,18,18といずれも月を観ることができました。
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