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大屋地爵士のJAZZYな生活

創業は天文19年(1550年)だという

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 義兄から頂いた「あらや梨」のお返しにと、彼の大好物の「奈良漬」を送るため伊丹へ。清酒発祥の地といわれる伊丹(奈良という説もありますが ・・)。「白雪」というブランドで知られる「小西酒造(株)」。その醸造所の一角に「奈良漬」や清酒を販売しているショップがある。この日はパスしたが、隣接するのは、時々ランチに行く醸造所をリニューアルして営業している「白雪ブルワリーレストラン長寿蔵」という雰囲気満点の醸造所レストラン。入口にある大きな杉玉が目を惹く。

 「小西酒造(株)」は、天文19年(1550年)の創業だというから、なんと470年の歴史。すぐ近くにある「伊丹城(有岡城)」に「荒木村重」によって、「黒田官兵衛」が囚われ、土牢に幽閉されたのが天正6年(1578)というから、それより20年近く前の創業である。

 絶品の「奈良漬け」を発送し、古くからの酒造りの町の面影が色濃く残る街を散策してみた。

 今宵のピアノ。イタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」のソロ・アルバム、「Wine and Waltzes(ワインとワルツ)」(2018)。タイトル通り、2017年6月6日、イタリア・ワインのワイナリー、「Bastianich Winery」の酒蔵でのソロ・ライブ・アルバムである。使用したピアノは、「ファツィオリ社/Fazoili」の「F278」だという。薫り、味、色、音の響き ・・・。研ぎ澄まされた五感や想像力、感受性を全開にして演奏したワルツは8曲。ワインのように複雑で芳醇な味わいに仕上がっている。

 「ワインを作り出したローマの酒の神バッカスや、このワイナリーで演奏の機会を与えてくれた皆さんに感謝する」とプロモーション・ビデオの中で、上機嫌で語るピエラヌンツィ。
  

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 Wine & WaltzesEnrico
 Pieranunzi/エンリコ・ピエラヌンツィ
 Cam Jazz








「Wine and Waltzes - E. Pieranunzi」

     
   






by knakano0311 | 2024-09-22 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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