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大屋地爵士のJAZZYな生活

気候が季節に追いついてきた

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 ドジャーズVSメッツの大一番を見逃せないと思ったので、いつもより早く家を出てかかりつけの医者に向かう。快晴。放射冷却の影響もあって気温は16℃。長袖のTシャツでは寒くブルゾンを羽織る。やっと気候が季節に追いついてきた。見上げると、ご近所のロザリウム(薔薇園)、秋薔薇の上に、下弦の月が ・・・。

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 道筋には、「キク(菊)」の仲間ではないそうですが、「シュウメイギク(秋明菊)」、懐かしい味を思い出す「ザクロ(柘榴)」、香りが強烈な「キンモクセイ(金木犀)」が ・・・・。花も季節に追いついてきた。

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 ドジャーズのリーグ優勝を見届けてから、美味い「讃岐うどん」を喰わせるご近所のうどん屋に温かい「肉うどん」を食べに ・・・。
  

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 今宵の曲、「フラジャイル/Fragile」と並んで有名な「スティング/Sting」のヒット曲「Moon Over Bourbon Street」。深酒とは無縁な生活をしているのに、なぜかこの歌が頭に浮かんだ。ニュー・オリンズへの出張。南部特有のまとわりつくようなヒートウェイヴ(熱波)のなか、「バーボン・ストリート」のライブハウスの片隅で、JAZZと酔っ払いの喧騒に身を委ね、行き交う人のそぞろ歩きを見ながら「なんて遠くまで来てしまったんだろう」 とバーボンを飲みながら、ぼんやり思っていた自分が浮かぶ。美しくもグルーミイで、ちょっぴりメランコリーで悲しい歌。

 1984年、ロックグループ「ポリス/The Police」を解散した「スティング/Sting」が、1985年に出した初めてのソロ・アルバム「ブルー・タートルの夢/The Dream of the Blue Turtles」に収録されている。このアルバムの製作に当たって、「スティング」は4人のジャズメンを起用した。かのマルサリス兄弟の一人「ブランフォード・マルサリス/Branford Marsalis(sax)」、かって「ウェザー・リポート/Weather Report」のドラマーでもあった「オマー・ハキム/Omar Hakim」、「マイルス・デイビス/Miles Davs」のバンドにいたこともある「ダリル・ジョーンズ/Darryl Jones(b)」、そしてマルサリスのクインテットにいた「ケニー・カークランド/Kenny Kirkland(keyboard)」である。「ブルー・タートルの夢」は、「スティング」が本当にやりたかった音楽、JAZZへの思いを実現させたアルバムでもある。


【 Moon Over Bourbon Street 】  by Sting

「♪ There's a moon over Bourbon Street tonight 今宵もバーボン・ストリートに月が
  I see faces as they pass  俺は青白い街灯の下を
  Beneath the pale lamplight  行き交う人々の顔を見ている
  I've no choice but to follow that call 明るい灯りや、人々のざわめき、月・・・
  The bright lights, the people それらが呼ぶ声に抗うことが出来ず
  And the moon and all  さまよいでてきた俺
  I pray everyday to be strong 毎日、強くなれるよう祈っているんだ、なぜなら、
  For I know what I do must be wrong 間違ったことをしていると知っているからだ

  Oh you'll never see my shade 君にはきっと俺の姿は見えないし、
  Or hear the sound of my feet  足音すらも聞こえないだろう
  While there's a moon over Bourbon Street バーボンストリートに月が昇る間は

  It was many years ago  俺がこんなざまになってから
  That I became what I am  もう幾年も経つ
  I was trapped in this life  無垢な子羊のように
  Like an innocent lamb  このような境遇に追い込まれてしまった
  Now I can never show my face at noon 今では陽の光を見ることは出来ず
  And you'll only see me walking  月明りの下を歩く姿しか
  By the light of the moon  見せられないだろう
  The brim of my hat   野獣のごとき眼を
  Hides the eye of a beast  帽子のつばで隠す
  I've the face of a sinner  罪業人のごとき顔だが <br>
  But the hands of a priest  手は司祭のように清らか

  Oh you'll never see my shade  君にはきっと俺の姿は見えないし、
  Or hear the sound of my feet  足音すらも聞こえないだろう
  While there's a moon over Bourbon Street バーボンストリートに月が昇る間は

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」



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 Dream of the Blue Turtles
 スティング
 A&M


 





「Moon Over Bourbon Street - Sting」

     



by knakano0311 | 2024-10-23 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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