今年から、クヌギのドングリを採集して、本格的にクヌギの苗を育て始めた。今までは、ある企業のCSR(Corporate Social Responsibility)活動の一環で、クヌギ苗の提供を受けていたが、企業の事情によりそれができなくなったので、それならば自分たちで育てようと、育て始めた。植樹ができる苗に育つのに3年~5年、植樹して伐採可能なクヌギに育つまでに、それからさらに10数年。まっ、「せめて私の目が黒いうちには・・・」という息の長い話ではある。新しく加入してくれるボランティアに引き継いで繋がっていければいいが ・・・。
「♪ Is this the little girl I carried? この娘は、昔私がよく抱っこしたあの子? Is this the little boy at play? この青年は、昔私がよく遊んであげたあの子? I don't remember growing older, すっかり大きくなって思い出せないわ When did they? いつこんなに立派になったの
When did she get to be a beauty? こんなに美しい娘になった今 When did he grow to be so tall? こんなにたくましい青年になった今 Wasn't it yesterday when they were small? 幼かった日々があったなんて
Sunrise sunset, sunrise, sunset, 日が昇り、日が沈み、また日が昇り、日が沈み Swiftly flow the days, 一日が足早に流れていく Seedlings turn overnight to sunflowers, ひまわりの種が一夜にして成長し Blossoming even as they gaze... 花を咲かすのを見守ってきた
Sunrise sunset, sunrise, sunset! 日が昇り、日が沈み、また日が昇り、日が沈み Swiftly fly the years, 一年があっという間にたってしまう One season following another, 季節が前の季節を追いかける Laden with happiness and tears... 幸せと涙をはこびながら ♪」
「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」の歌う「サンライズ、サンセット/Sunrise Sunset」を初めて聴いたのは、もう60年近く前、学生時代よく通っていた仙台のグリルB軒であった。それまで聴いていた、ポピュラー色の強い、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「アンディ・ウイリアムス/Andy Williams」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「ペリー・コモ/Perry Como」たちとは一味違って、初めて聴くJAZZ色の強い男性ボーカルであった。「ビロードの歌声」と称される「ジョニー・ハートマン」の声、とりわけ、この「サンライズ・サンセット」の歌には魅了された。
収録されているアルバムは、「ザ・ヴォイス・ザット・イズ/The Voice That Is !」(1965)。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のヒット曲「ワルツ・フォー・デビー/Waltz For Debby」などとともに収録されている絶頂期の「ハートマン」の傑作アルバムで、いつ聴いても飽きることがない。そのアルバムの最後の曲で、ギターとマリンバの伴奏とともに感情を抑えながら歌われ、ゆっくりと感動的な余韻を残して終わる。