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大屋地爵士のJAZZYな生活

鮮やかな色に囲まれて

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 黒い実がついているところを見ると、「ヤマコウバシ(山香ばし)」でしょうか。この時期は赤や黄色、鮮やかな色に囲まれての作業が続いています。

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 2021年12月に惜しくもこの世を去ってしまった、ご贔屓「ウォルター・ラング/Walter Lang」。彼のアルバムに、「Translucent Red」(2018)がある。直訳すれば、「半透明な赤」。

 私は彼のコンサートを、「Translucent Red」リリース直後の2018年12月、「Hyogo クリスマス・ジャズ・フェスティバル2018」で聴いている。彼自身のオリジナル曲のみのアルバム、「Translucent Red」が、私にとって残光のようにいつまでも残る遺作アルバムとなってしまった。パーソネルは、「Walter Lang: piano」、「トーマス・マークソン/Thomas Markusson: bass」、「セバスチャン・メルク/Sebastian Merk: drums」。

 帯に曰く
   『ルビーのような赤い透明感。
    懐かしくノスタルジックな旋律。
     静かな情熱があなたのハートを揺らす。』

 「ウォルター・ラング」。1961年、ドイツ生まれ。アコーディオンとピアノを演奏する父と祖父の下で育ち、ボストンのバークリー音楽院とアムステルダム芸術大学でピアノと作曲を学んだ。1999年自身のトリオを結成、世界ツアーを重ねる中、日本でも人気が高まったという。2008年にスウェーデン出身の「トーマス・マークソン」、ドイツ出身の「セバスチャン・メルク」と新生「ウォルター・ラング・トリオ」を結成。2013年からは澤野工房より「Starlight Reflections」(2013)、「Moonlight Echoes」(2015)、「Full Circle」(2016)、「Translucent Red」(2018)などがリリースされている。


 残念なことに、YOUTUBEにはアップされていない。全曲のPVがアップされ、4曲目にタイトル曲の「Translucent Red」のサワリだけが聴ける。「透明な赤」でなく「半透明な赤」としたところに、美しいサウンドだけではなく、情熱や慕情を織り込んだウォルターらしい表現を感じさせる。

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 TRANSLUCENT RED
 ウォルター・ラング・トリオ
 澤野工房






「Walter Lang Trio „TRANSLUCENT RED“ Teaser」

     
  
 

by knakano0311 | 2024-11-16 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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