先日、窯木運搬作業の際に見つけた小さな綿のような繭。「レンズ」は種類までは教えてくれなかったが、「コマユバチ(小繭蜂)の繭では?」と回答してくれた。果たして ・・・。 「コマユバチ(小繭蜂)」とは、「コマユバチ科」に属する「ハチ」の総称。いわゆる寄生蜂の一種であり、ほかの昆虫に寄生する。世界で5000種以上見つかっており、日本には300種以上が分布しているという。すべての種がほかの昆虫に寄生する寄生蜂である。有名なのは、「モンシロチョウ(紋白蝶)」の幼虫に寄生する「アオムシコマユバチ(青虫小繭蜂)」。体長3mmほどで、寄生率は、時に9割を超えることもあるので、「モンシロチョウ」の主要な天敵である。(写真はNETより) 女性に寄生して生きていく男を「ジゴロ/gigolo」というが、そのようなライフスタイルの人物が歩む孤独な人生を象徴する歌、「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス/The Boulevard of Broken Dreams」が今宵の歌。「破れし夢通り」とでも訳しましょうか ・・・。ハリウッドの「サンセット大通り/Sunset Boulevard」に擬せられることが多いという。 1934年の映画「ムーラン・ルージュ/Moulin Rouge」のために書かれた作曲家、「ハリー・ウォーレン/Harry Warren」と、作詞家、「アル・ダービン/Al Dubin」の手になるもの。そういえば、アカデミー賞を受賞した韓国映画「パラサイト/parasite(寄生虫)」もおもしろかったなあ。 「アメリカン・ドリーム」を夢見た人たちが、大都会の現実の厳しさに直面し、夢半ばで挫折する。その夢が華やかな世界であればあるほど落胆は大きいかもしれない。夢を持ち、夢破れ、「ジゴロ」と「ジゴレット」に落ちぶれてしまった人々の哀愁を都会的なメロディが鮮やかに映し出す。【 The Boulevard of Broken Dreams 】 by Harry Warren , Al Dubin 「♪ I walk along the street of sorrow, 哀しみの大通りを彷徨う The Boulevard of Broken Dreams; 「夢破れ通り」と名付けられた通りを Where gigolo and gigolette そこはジゴロやジゴレットが Can take a kiss without regret, 悔やむことなくキスできる場所 So they forget their broken dreams. 彼らの夢が破れ去ったことを忘れるために ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」 ジゴロ;仏: gigolo 女から金を巻き上げて生活する男、女にたかって生活する男。 ジゴレット;仏:gigolette キャバレーなどの女性ダンサー。 多くのジャズ・シンガーのカバーがあるが、ちょっと思い出しても「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「ジャシンサ/Jacintha」、「エイミー・ワインハウス/Amy Winehouse」、「グレース・マーヤ/Grace Mahya」、「ウンサン/Woong San」など、映画の中では「コンスタンス・ベネット/Constance Bennett」が歌ったためか、女性シンガーが多いようだ。 今宵は、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」の歌唱から。「All For You ~A Dedication To The Nat King Cole Trio」(1996)と「フロム・ディス・モーメント・オン/From This Moment On」(2006)の日本版にボーナストラックとして収録。
オール・フォー・ユー~ナット・キング・コールに捧ぐ /All For You ダイアナ・クラール/Diana Krall ユニバーサル ミュージック
From This Moment on ダイアナ・クラール/Diana Krall Verve 「Diana Krall - Boulevard of Broken Dreams」 VIDEO 若きダイアナの1996年、「モントリオール・ジャズ・フェスティバル」でのライブも聴いてみましょう。ドラムレスのトリオ。絶妙のギターは、つい最近亡くなってしまった「ラッセル・マローン/Russell Malone」。 「Diana Krall Trio - Boulevard of Broken Dreams Live in Montreal 1996」 最近消息を聴きませんが、「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」は、「Lush Life」(2002)から。
Lush Life Jacintha Jvc / Xrcd 「The Boulevard of Broken Dreams - Jacintha」 いくら盛ってあるにせよ、とても1928年生まれとは思えない美魔女、「リン・スタンレー/Lyn Stanley」は、「Interludes」(2015)から。
Interludes Lyn Stanley CD Baby 「Boulevard of Broken Dreams - Lyn Stanley」
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by knakano0311
| 2024-12-04 00:00
| 炭焼き小屋から
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定年を迎えたオヤジが人生のBGMとしてのJAZZとJAZZYな暮らしについて語るブログ・ジョッキー。松本市出身、仙台で学生時代を過ごし、現在関西在住。爵士とは中国語でJAZZのこと。
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