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大屋地爵士のJAZZYな生活

12月の室礼は ・・・

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 12月の室礼は、妻の手作りトナカイと、46年前、1978年にハイデルベルグへ初めて海外出張に行ったときに買い求めたクリスマス・オーナメントのオルゴール。

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 今宵のピアノ、ピアノの上にしんしんと雪が降り積もっていくジャケットそのままの音が聴こえてくるような曲、「It's Snowing on My Piano」を、ノルウェーが世界に誇る鬼才キーボード奏者、「ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft」の演奏で。ソロ・アルバム、「It's Snowing on My Piano」(1998/2003再発)から。

 「ブッゲ・ヴェッセルトフト」。1964年ノルウェー生まれ。ジャズ・ミュージシャンの父親の影響で、幼い頃から音楽に興味を抱く。高校卒業する16歳までは、パンクバンドをやっていたが、やがてジャズに進み、1983年に19歳でプロになった。ジャズの勉強を学校でするつもりだったが、仕事で忙しかったため、正規の音楽教育は諦めたという。1980年代末まではいくつかのポップ、ロック、ジャズのバンドに参加したが、ピアノの腕前によって次代の天才との呼び声も高かった。1996年にフューチャー・ジャズ・レーベル、「ジャズランド」を設立、ブッゲはキーボード、ピアノの他エレクトロニクスやヴォーカルも担当、 「ジャズの新たなる概念」というタイトルに相応しい新鮮なサウンドを展開し、ノルウェー・グラミー賞の「年間最優秀ジャズ・アルバム賞」を受賞した。その後、ECMレコードと契約、その後も「フューチャー・ジャズ」、ないしは「ニュー・ジャズ」と呼ばれたスタイルで演奏する。

 このソロアルバム、「ニュー・ジャズ」というイメージより、宗教的な祈りや静けさに満ちている。クリスマスが近づいた今宵に聴いてみたくなるアルバムでもある。

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 It's Snowing on My Piano
 ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft
 Act Music + Vision






「It's Snowing on My Piano - Bugge Wesseltoft」

     


 彼自身がYOUTUBEにアップしたライブ動画、「Christmas Pianoconcert 2020」も。

「Bugge Wesseltoft performing It`s Snowing On My Piano Live」


 同じアルバムから、クリスマス向きの曲をいくつか ・・・。トラディショナルの「O Little Town of Bethlehem」。

「O Little Town of Bethlehem - Bugge Wesseltoft」
   

 「グリーンスリーブス(緑の小袖)」で知られている「What Child Is This (Greensleeves)」。

「What Child Is This (Greensleeves) - Bugge Wesseltoft」



   

by knakano0311 | 2024-12-05 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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