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大屋地爵士のJAZZYな生活

車のドアが開かない!

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 先日のことである。車のドアを開けようと思っても開かない。前の日までは何ともなかったのに ・・・。どうもリモコンキーのバッテリーが上がったようだ。予備のキーでもやっぱり開かない。なんと二つのキーが同時にバッテリーが上がったよう。こんなこともあるんだと思って、メカニカル・キーでドアを開け、エンジンの始動ボタンを押してみたが、エンジンがかからない。多分、リモコンキーと始動ボタンは連動しているのだ。お手上げである。ディーラーに電話して対応の仕方を聞くと、「リモコンキーで始動ボタンを押してください」という。やってみる。かかった! 
  
 マニュアルには書いてあったかもしれないが、リモコンキーのバッテリーが上がると、始動ボタンを押しても、エンジンはかからないことも、その対応の仕方も今回初めて知った。すぐにディーラーに行って、バッテリーを取り換えてもらったのは言うまでもない。そしてリモコンキーは使わなくとも電波を出しているので、予備のキーも同じようにバッテリーを消耗すると教えてもらった。旅行先などで今回のようなトラブルにあい、電池がすぐに入手できない場合はパニクっていたかもしれない。むやみに怖がる必要はないが、全身デジタル装備、AI、電子装備のEV車だったらと思うと ・・・。
  
 教訓1;リモコンキーのバッテリーが上がると起こるトラブルを知っておくこと。
 教訓2;リモコンキーのバッテリーは予備と同時に替えないこと。寿命に時間差を持たせること。
     または早めにバッテリーを取り換えること。
 教訓3;メーカーによって違うかもしれないが、必ず対応策はあるのでパニックにならないこと。


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 今宵の曲、「Burying My Troubles」。ご贔屓「メロディ・ガルドー/Melody Gardot」です。アルバムは、彼女の4作目のスタジオ・アルバム「Currency of Man [The Artist's Cut]」(2015)から。

 タイトルの「Currency of Man」を直訳すると「人間の通貨」となるが、「人間性の価値」や「人々の存在の重要性」といったニュアンスを持っているようだ。「メロディ・ガルドー」は、物質主義や消費社会に偏りがちな現代において、人間の存在価値やつながりを見直す必要があると考え、このアルバムを通じて、貧困、差別、無視される人々の声などの社会的不平等や、他者への共感、愛といった人間らしさに焦点を当てているという。


【 Burying My Troubles 】 by Melody Gardot
  
「♪ Burying my troubles 埋めているの 私の悩みを
  In another glass of wine もう一杯のワインの中に
  Swallowing my worries away 飲み込んでいるの 私の心配事を
  
  Bear in mind tomorrow 心に留めておいて
  Is another day of sorrow 明日はまた悲しみの日
  That only makes me think of yesterday それはただ昨日を思い出させるだけ
  
  So I'm burying my troubles だから埋めているの 私の悩みを
  In another cup of gin もう一杯のジンの中に
  Throwing down like water in the road 道端に流す水のように飲み干して
  Running over memories 記憶を押し流しながら
  Falling down upon my knees 膝をついて倒れ込んで
  
  And begging him to lift this heavy load 彼にお願いするの この重荷を下ろしてと
  Oh still I know それでも分かっているの
  I will find  いつかきっと
  My happiness at last 幸せを見つけると
  
  Oh ああ
  Well  きっとどこかに
  Somewhere in the bottom of a bottle ボトルの底か
  Or a stone cold glass 冷たいグラスの中に
 
  Sleeping through the hours 眠りながら過ごしている
  Of a sunny summer day 陽射しの眩しい夏の日の時間を
  Hiding from the blinding shades of light 明るい光の影から隠れるようにして
  
  Burying my eyes 目を閉じて
  Breathing deep and heavy sighs 深く重いため息をつく
  For all the things in life that ain't going right うまくいかない人生のすべてに
  Still I know それでも分かっているの
  I will find my いつかきっと
  Happiness at last 幸せを見つけると
   
  Oh and ああ そしてきっと
  Somewhere in the bottom of a bottle ボトルの底か
  Or a stone cold glass 冷たいグラスの中に
   
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」


 アルコールに悩みや悲しみを逃れようとする心情を描きながらも、どこかで幸せを見つけたいという切実な願いが込められている。


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 カレンシー・オブ・マン~出逢いの記憶~(SHM-CD)
 メロディ・ガルドー
 Universal Music







「Melody Gardot - Burying My Troubles (Official Audio)」

     


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 もう一曲は、「The Trouble With Hello Is Goodbye」。「ダイアナ・パントン/Diana Panton」の歌唱。アルバム、「ブルー ~ さよならを云うために/Blue」(2022)に収録されている。よくもわるくも、あどけなさ、愛くるしさが「売り」であった「ダイアナ・パントン」が、まだ幾分のあどけなさを残しながらも、ここまで脱皮したかと思わせるような驚きのアルバムである。
   
 恋の始まりを歌った「ピンク~シークレット・ハート/Pink」(2009)、成熟した大人の愛をテーマにした「レッド ~ルージュのため息/Red」(2013)、そして3部作の最後を飾るのが、儚い恋の終わりや、別れを歌ったトーチ・ソング集の「Blue」。切なく語りかけるようなダイアナの愁いを帯びた歌声は聴く者の胸を締め付ける・・・。
   
 この曲は、「アラン&マリリン・バーグマン/Alan & Marilyn Bergman」作詞、「デイヴ・グルーシン/Dave Grusin」作曲の曲で、「シャーリー・バッシー/Shirley Bassey」、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」なども歌っている。直訳すると『「こんにちは」は「さよなら」であるという問題」』だが、自然の移ろいと人との別れの切なさを、繊細に描いている美しい歌詞。「こんにちは」には「さようなら」がつきもの』なんて訳をつけてみた。アルバム・タイトルの邦題、「さよならを云うために」は多分この曲から発想したんでしょう。

【 The Trouble With Hello Is Goodbye 】
       by Alan & Marilyn Bergman , Dave Grusin

「♪ We wandered through the summertime 私たちは夏の季節をさまよい
  And drifted into fall.... そして秋へと流れ込んでいった
  We never thought of winter... at all.... 冬のことなんて全く考えもせずに
  How foolishly....we tossed away... なんて愚かだったのだろう
  The buttercups....the time.... バターカップ(花)や時間を無駄にして
  Who'd have thought...We'd have no more 歌うべき歌も、登るべき丘も
  Songs to sing....hills to climb... もうなくなるなんて、誰が思っただろうか

  We summered in each other's arms.... 私たちはお互いの腕の中で夏を過ごし
  And slumbered in the glow.... その輝きの中で眠りについた
  We never heard the whisper.. of snow.... 雪のささやきなんて聞こえなかった
  But summer's not forevermore... でも、夏は永遠ではない
  No matter how we try... どんなに願っても
  The trouble with hello is....goodbye こんにちはには、さようならがつきもの

  ・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・ ♪」


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 ブルー ~さよならを云うために
 ダイアナ・パントン
 MUZAK/Fab.







「The Trouble With Hello Is Goodbye - Diana Panton」
  
 
  

by knakano0311 | 2024-12-10 00:00 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(2)
Commented by ShiroYuki_Mot at 2024-12-11 21:37 x
何事も経験!とは良く聞く言葉ですが、此の状況は、流石に、焦りますよね。
出先での出来事で無くて良かったですね。
Commented by knakano0311 at 2024-12-11 22:09
> ShiroYuki_Motさん  私は機械、電機系のエンジニアで、比較的車好きなので、こういうメカニカルなトラブルについては冷静でいられますが、一度、山奥で道を間違え入り込んだ時には少しパニクリましたね。
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