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大屋地爵士のJAZZYな生活

不安を覚えながらも初めてマイナ保険証を使う

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 先日、マイナンバーカードをマイナ保険証として登録した。歯医者の診察を受けたので、不安を覚えながらも始めてマイナ保険証を使ってみた。端末にカードを置き、本人確認は暗証番号でなく、より高度な技術が必要な顔認証で ・・・。顔認証をされたのはこれが初めてであったが、しわだらけのじじい顔をちゃんと認証してくれた。

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 さて問題は次のステップである。「個人の医療情報を当機関に提供しますか?」ときた。一瞬躊躇したが、「同意する」を押した。もし「同意しない」を押したらどうなっていただろう。やはり、疑問や疑念が完全に拭えない。紙の保険証の有効期限が切れるまでは、状況を見極めてつつ、併用していこうかと思っている。
  
 さて、今宵の曲、「愛は面影の中に」という邦題がつけられた「The First Time Ever I Saw Your Face」。直訳すると「あなたの顔を見た最初のとき」。英国のシンガー・ソングライター、「イーワン・マッコール/Ewan MacColl」が作詞・作曲した曲。1960年代に数々のフォーク・グループに歌われたあと、「ロバータ・フラック/Roberta Flack」が1972年にシングルカットしたバージョンが大ヒットした。

【 The First Time Ever I Saw Your Face 】 by Ewan Mac-coll

「♪ The first time ever I saw your face 初めてあなたの顔を見た時
  I thought the sun rose in your eyes その瞳に太陽が昇るのを見た気がした
  And the moon and the stars  そして、月と星は
     were the gifts you gave あなたがくれた贈り物
  To the dark and the endless sky my love 暗く果てしない空に、愛しい人よ

  First time ever I kissed your mouth 初めてあなたの唇に口づけした時
  I felt the earth move in my hands 手の中で地球が動くのを感じた
  Like the trembling heart of a captive bird まるで囚われた鳥の震える心のように
  That was there at my command  それが私の意のままにそこにあった
     my love   愛しい人よ

  The first time ever I laid with you 初めてあなたと共に横たわった時
  I felt your heart beat so close to mine あなたの鼓動が私の鼓動に近いのを感じた
  And I knew our joy would fill the earth そして私たちの喜びが大地を満たし
  And last till the end of time my love 永遠に続くとわかった、愛しい人よ
  And last till the end of time my love 永遠に続くとわかった、愛しい人よ

  The first time, ever I saw 初めて、あなたの顔を見た時
  Your face その顔
  Your face その顔
  Your face. その顔を。      ♪」

  
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 私、大のご贔屓、「インガー・マリエ/Inger Marie Gundersen」の歌唱から。寡作な彼女のアルバム6枚の3作目、「My Heart Would Have a Reason」(2009)から。

 2004年、彗星の如く登場した一人の無名のノルウェー出身の女性シンガー「インガー・マリエ」のデビュー・アルバムが、CD店のジャズ・チャートのトップを独走し、大ヒットを記録した。

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 1957年、ノルウェーの小さな町アーレンダールに生まれ、今年67歳。音楽一家に育ち、物心ついた頃から歌うことに喜びを見出していたという。20代の頃には、地元でもうプロ活動を始めていたが、音楽仲間のクインテットと共に初めて制作し、地元の小さなレーベル「KULTUR & SPETAKKEL」から発表された遅咲きのデビュー作、「メイク・ジス・モーメント/Make This Moment 」(2004)は、その存在感ある魅力的なヴォーカルでヨーロッパ、ならびに日本でまたたく間のうちに大きな評判となり、輸入盤ながら、その年を代表する大ヒット女性ジャズ・ヴォーカル・アルバムとなった。
  
 寡作で、私が知る限り、今までにたった6作しかアルバムはリリースされていない。遅咲きの苦労人という彼女のキャリアが、どのアルバムにも何とも言えない色艶と温もりを吹き込んでいる。

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 マイ・ハート・ウッド・ハブ・ア・リーズン
 インガー・マリエ
 Stunt







「Inger Marie - First Time Ever I Saw Your Face」

     


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 「ロバータ・フラック」の最初のバージョンは、5分22秒と長く、一度プロデューサーから再録音を提案されたが、彼女は作り直すことを断ったという。このバージョンは1969年発売のアルバム「First Take」に収録されている。

 「ロバータ・フラック」については、こんなエピソードがあります。1971年のある日、バージニア州アレクサンドリアの彼女の自宅に突然、「クリント・イーストウッド/Clint Eastwood」から電話がかかる。「イーストウッド」はLAのフリーウェイで車を運転中、ラジオで彼女の歌う「愛は面影の中に」を聴いたと言い、「今度自分が監督する映画にあなたの曲を使いたいんです」と。承知した「フラック」、は「使うのならもう一度やり直したいのだけれど。あれはテンポが遅すぎるので」と言った。「イーストウッド」は「いや、そんなことはない」と即座に答えた。こうして、「イーストウッド」の初監督映画「恐怖のメロディ/原題;Play Misty for Me」は同年に公開され、「愛は面影の中に」は主演の「イーストウッド」と恋人役の「ドナ・ミルズ/Donna Mills」が愛し合う場面で使われた。(参照Wikipedia)



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 ファースト・テイク/First Take
 ロバータ・フラック/Roberta Flack
 ワーナーミュージック・ジャパン






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 恐怖のメロディ [DVD]
 クリント・イーストウッド (出演, 監督)
 ジェシカ・ウォルター, ドナ・ミルズ(出演)
 ジェネオン・ユニバーサル










 アトランティック・レコードは1972年、1分ほど縮めたバージョンをシングルとして発売した。それは6週連続でビルボード・Hot 100の1位を記録し、イージーリスニング・チャートでも1位を記録。そしてついに1972年のビルボード年間チャートの1位を獲得し、第15回グラミー賞の最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞をともに受賞した。そのシングル・バージョンを ・・・

「The First Time Ever I Saw Your Face - Roberta Flack」





by knakano0311 | 2024-12-12 00:00 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(2)
Commented by maya653 at 2024-12-17 13:33
昔交際中の彼から贈られた思い出の曲🎵
ありがとうございます
マイナ保険証はメリットもあって
高額医療費を支払った際は、別途請求手続きをする必要がなく、自動的に超過分が戻ってきます
Commented by knakano0311 at 2024-12-17 16:26
> maya653さん  コメントありがとうございます。そんな思い出がある曲ですか。私も贈られてみたいですね。私が贈られたのはマルの「left alone」でした ???
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