人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大屋地爵士のJAZZYな生活

今年最後の活動は ・・・ 

今年最後の活動は ・・・ _b0102572_16243934.jpg

今年最後の活動は ・・・ _b0102572_16253685.jpg


 今年最後の山での活動は、年明け早々から始まる炭焼きの準備。間際や始まってからのトラブルで慌てないように事前に準備万端整えます。チェックリストに従って、道具や計測器の有無を確認。溜まっていた灰や木酢液を処理し、1回目と2回目の窯木の仕分けをしたり、楔とハンマーで割り木をつくったりします。炭焼きデータの蓄積に使う標準木の選定も大事な準備。

今年最後の活動は ・・・ _b0102572_16295968.jpg

今年最後の活動は ・・・ _b0102572_16112283.jpg


 とりあえずの炭焼きの準備を終えると、ご長寿祈願のティー・パーティ。今年一年の無事を感謝し、ご苦労をねぎらうとともに、10,11,12月生まれのメンバーのご長寿を願って、コーヒー、ケーキで乾杯。そして、正月明けから始まる炭焼きの成功と安全を祈願し、「正月飾り」を炭窯に飾る。

 今宵の曲、「Save the Best for Last」。 「一番大切なものは最後の楽しみにとっておく」。そんな意味でしょうか。1992年、「バネッサ・ウイリアムス/Vanessa Williams」によってヒットした曲だが、もともとはバネッサのために作られた曲ではなかったという。他にもこの曲を提供された歌手がいたが、なんと全員が断ったという。バネッサは、「信じられない、誰もこの曲を歌いたがらないなんて」と言っている。

 紆余曲折あっても最後に結ばれるというラブ・ソング。結婚式でも歌われそうな歌なのに、誰も歌いたがらなかったって ・・・。作詞・作曲は、「フィリップ・エドワード・ガルドストン/Philip Edward Galdston」、「ウェンディ・ウォルドマン/Wendy Waldman」、「ジョナサン・リンド/Jonathan Lind」。


【 Save the Best for Last 】 by Jon Lind, Wendy Waldman & Phil Galdston.

「♪ Sometimes the snow comes down in June 時には6月に雪が降る
  Sometimes the sun goes 'round the moon 時には太陽が月の周りを回る
  I see the passion in your eyes あなたの瞳に情熱が見えるわ
  Sometimes it's all a big surprise ときどき私はとてもびっくりしてしまう

  Cause there was a time    だって貴方は「したいようにする」って
      when all I did was wish    ずっと言ってきた
  You'd tell me this was love  「これが僕の愛の表現方法なんだ」とも
  It's not the way I hoped or how I planned でも私が望んでも予期したことでもない
  But somehow it's enough  どういうわけかそれで十分だったけど

  And now we're standing face to face そしていま互いに向き合ってる
  Isn't this world a crazy place?   この状況っておかしくない?
  Just when I thought our chance had passed チャンスを逃したと思ったけど
  You go and save the best for last 一番大切なものを最後にとっておいてくれた

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Sometimes the snow comes down in June  時には6月に雪が降る
  Sometimes the sun goes 'round the moon 時には太陽が月の周りを回る
  Just when I thought our chance had passed チャンスを逃したと思ったけど
  You go and save the best for last 一番大切なものを最後にとっておいてくれた

  You went and saved the best for last 一番大切なものが何か気がついたのね  ♪」


今年最後の活動は ・・・ _b0102572_16302218.jpg


 「Save the Best for Last」。ご贔屓、アメリカ西海岸を中心に活動しているジャズ・ヴォーカリスト「カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」の歌唱です。残念なことに「幻の歌手」と言わざるを得ないほどの寡作ぶりだが、アルバムは、「Here's to Love」(2004)。ギターはアメリカ在住の日本人ギタリスト、「笹島 明夫」。

今年最後の活動は ・・・ _b0102572_16251148.jpg

 ヒアズ・トゥ・ラブ/Here's to Love
 Carla Helmbrecht カーラ・ウィズ・アキオ
 M&I







「Save The Best For Last - Carla With Akio」

     


   
今年最後の活動は ・・・ _b0102572_17072607.jpg


 もうひとりは、「エリン・ボーディー/Erin Bode」。コロナの時期にリリースされ、人の心に寄り添うようなアルバム、「Your Song」(2021)から。
  
 ミネソタ生まれ。セントルイスで高校時代を過ごし、ミネソタ大学やウエッブスター大学で本格的にジャズを学んだという。自主制作アルバムを経て、「Don't Take Your Time」(2004年)でデビュー、フォーキーなジャズ・サウンド・スタイルを確立した。『聴いていると不思議と心が落ち着く。少女のような可憐さと裏腹に、時折見せるドキっとするような成熟した女性の一面。(CDジャーナル評)』 そんな評価を得て、10年ほど前、一躍人気を得たジャジーなシンガー・ソングライターである。
  
 本アルバムは、2018年からスタートしたプロジェクト「Your Song」のアルバム化第一弾で、彼女自身のサイトで一般ファンから募った、プライベートな大切な出来事、愛する人に向けた気持ち、失ったもの、そんなそれぞれが抱えるメモリアルな曲をあげてもらい、その本人たちとも会話を重ねて、寄り添いながら、自然にアルバムへと仕上がっていったという。
  
 自作、カバーを含め、取り上げた12曲には、「サンドラから夫ヴァージル70歳の誕生日に」、「ピーターからリンダへ結婚記念日に」、「コリンが失った家庭を振り返って」、「ビルから難病を発症した彼の母に」といったように、楽しいばかりでなく、つらい思い出のサブ・タイトルがつけられ、ブックレットには、なぜメモリアルな曲かという本人からのメッセージも書かれている。「Save the Best for Last」には、「ショーンからヘザーにハイスクール時代からの想い出として」というサブ・タイトルがつけられている。
   
今年最後の活動は ・・・ _b0102572_17172471.jpg
   
 ユア・ソング/Your Song
 エリン・ボーディー/Erin Bode
 コアポート







「Save The Best For Last - Erin Bode」






by knakano0311 | 2024-12-28 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
<< いつまで続けられるだろうか ・・・ 奇跡か、悪夢か ・・・ >>