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大屋地爵士のJAZZYな生活

正月の室礼は

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 公園事務所の器用な人が作った「干支トトロ」、「飾り菊炭」、ヨット部OB仲間が作った紙クラフトの「白蛇」を ・・・。
 
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 出かけた初売りのショッピングモール、絵書初めのイベントが ・・・。

   
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  巳年。「ホワイトスネイク/Whitesnake」なんていうイングランドで結成されたハードロック・バンドもあるが、そちら方面はサッパリなので、やはりJAZZ系で ・・・。今宵の曲は、「ザ・サイドワインダー/The Sidewinder(ガラガラヘビ)」。 ビ・バップ全盛期、「リー・モーガン/Lee Morgan」で大ヒットした曲。学生時代、JAZZ喫茶でよく聴きました。

 まずは、1980年代にビ・バップを再現させて日本で大人気を呼んだ、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet(MJQ)」の演奏から。アルバムは、「The Sidewinder」(1986)。パーソネルは、初代のメンバーで、「デヴィッド・マシューズ/David Matthews(Piano)」、「ジョージ・ヤング/George Young(Tenor Saxophone)」、「ルー・ソロフ/Lew Soloff(Trumpet)」、「エディ・ゴメス/Eddie Gomez(Bass)」、「スティーヴ・ガッド/Steve Gadd(Drums)」。


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 ザ・サイドワインダー
 マンハッタン・ジャズ・クインテット
 キングレコード







「Manhattan Jazz Quintet - The Sidewinder」

     


 「ガラガラヘビ」には思い出もあります。仕事で行ったアリゾナ州はフェニックスの郊外、日本の忍者村の様な西部劇のアトラクションを見せるところがあって、そこのレストランで「ガラガラヘビ」のから揚げを食べさせられたことがあります。覚悟して食べましたが「ささみ」と同じような食感でたいそう美味だったことを覚えています。

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 さて、ご本家も聴いてみましょう。アルバムは、「The Sidewinder」(1963)から。パーソネルは、「Lee Morgan(Trumpet)」、「ジョー・ヘンダーソン/Joe Henderson(Tenor Saxophone)」、「バリー・ハリス/Barry Harris(Piano)」、「ボブ・クランショー/Bob Cranshaw(Bass)」、「ビリー・ヒギンス/Billy Higgins(Drums)」。


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 ザ・サイドワインダー+1(SHM-CD)
 リー・モーガン
 Universal Music







「The Sidewinder (Remastered 1999/Rudy Van Gelder Edition) - Lee Morgan」


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 さて、フュージョン系から2人。まず「ジョー・サンプル/Joe Sample」。アルバムは、ノリノリの「Did You Feel That ?」(1994)から。

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 Did You Feel That?
 Joe Sample/ジョー・サンプル&ソウル・コミッティー
 Wea/Warner Bros.







「Joe Sample - The Sidewinder」


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 かって美脚ジャケにあげたこともあるアルバムは、「The Sidewinder」(2003)から。小気味のいいラッパは「ライアン・カイザー/Ryan Kisor」。
 
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 ザ・サイドワインダー
 ライアン・カイザー
 ビデオアーツ・ミュージック







「Sidewinder - Ryan Kisor」


 なんとボーカルでもカバーされています。「ジョン・ヘンドリクス/Jon Hendricks」が歌詞をつけたという。

【 The Sidewinder 】by Jon Hendricks , Lee Morgan

「♪ Shaky Shady よろよろ 怪しく
  I'm not moving I'm creeping around 動くわけじゃなくて這いまわっているの
  Smarmy Flakey お世辞を言う 風変わりに
  You can't hide without moving your feet 足を動かさなくちゃ隠れられないわよ
  Bounce lightly Sneaky 跳ねて 軽く こそこそする
  Just like you thought that I'd be back in your life 貴方が思った通り私は戻ってくる
  I wasn't watching waiting 見張っているわけじゃないの 待っているの
  No use in running he's much too cunning' 急ぐ必要なんてないわ 彼はずる賢い
  Slowly Winding 少しずつ 巻き付くの
  The sidewinder never can be too far away サイドワインダーは近くに居るはず
  Walking Skaky 歩きながら 震わせて
  If it ain't nobody can do 誰も他に出来ないとしても
  He's got one on you 彼ならやってくれるはず   ♪」
   
 (立川直樹 訳/安富祖貴子;ハレルヤ~サマー・オブ '86~のライナーノーツから)


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 キャリアなど、ほとんど知りませんが、1961年生まれ、英国出身のオーストラリア育ち、「アニータ・ワーデル/Anita Wardell」の歌唱。声域が広く、その絶妙のスキャットに驚かされます。アルバムは、「Noted」(2006)。

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 Noted
 Anita Wardell
 Specific Jazz






「The Sidewinder - Anita Wardell」


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 日本の女性ソウル・ジャズ・シンガーのトップと言ってもいい沖縄出身、「眼ヂカラ撫子(なでしこ)」の「安富祖貴子(あふそ たかこ)」はどうでしょうか。アルバムは、「ハレルヤ~サマー・オブ '86~」(2008)から。

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 ハレルヤ~サマー・オブ’86~
 安富祖貴子
 M&I






「The Sidewinder - Takako Afuso」






by knakano0311 | 2025-01-04 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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