さて、今宵の曲は、「リオデジャネイロ・ブルー」。「リオ・デ・ジャネイロ/Rio de Janeiro」は、ご承知の通り、サンパウロに次ぐ、ブラジル第2の都市。ポルトガル語で、「rio=川、river」、「Janeiro=1月、January」、すなわち 「1月の河」という意味。
1502年1月1日に、ポルトガル人探検家、「ガスパール・デ・レモス/Gaspar de Lemos」たちが、グアナバラ湾の湾口であるこの地に到達。グアナバラ湾は湾口が狭まっているため、彼らは「大きな河」であると誤認し、発見した月に因み、ポルトガル語で「一月の河」と命名したという。
ところで、「リオ・デ・ジャネイロ・ブルー/Rio De Janeior Blue(リオ・デ・ジャネイロの憂鬱)」。「もう二度とあなたに会うことはない そんな気がする リオ・デ・ジャネイロの憂鬱 ・・・ 」と歌う恋の歌。
【 Rio De Janeior Blue 】 作詞・作曲:John Haeny & Richard Torrance
「♪ The clouds come on creepin' 雲が空をゆっくりと覆う and you got me weepin' this moment その時僕は泣いてしまった I can't believe 信じられないよ you're really gonna leave this town 君がこの街を去ろうとしているなんて
Everyone knows, 誰も知っているさ I can't make a move with you 君とでなければ僕は何もできないって You're turnin' my whole world, upside down 君は僕の全てを変えてしまう And I get a feelin' でもそんな気がするんだ that I've seen the last of you もう二度と君に会うことはないと Rio de Janeior blue リオ・デ・ジャネイロ・ブルー
・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ ♪」
「ジョー・サンプル&ランディ・クロフォード/Joe Sample & Randy Crawford」という最高のコンビによる極上のジャズ・アルバム「フィーリング・グッド/Feeling Good」(2006)から。リズミカルで、メロディアスな名唱である。