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大屋地爵士のJAZZYな生活

高齢者ばかりのコミュニティで ・・・

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 我が団地は、1970年代に開発が行われ、戸数5000戸を超えるが、最近は高齢化率40%を超える高齢者のコミュニティである。当然ながら、商店街でも店の新陳代謝が激しく、閉店する店も多い。しかし、この数か月の間に、ご近所で4店ほどの店がオープンした。
 
 高齢者はグルメ、食へのこだわりがあるとねらったのだろうか、最近オープンしたのは、週2日の開店。しかもおひとり様2点までと限定された、自家製酵母、溶岩窯で焼いたこだわりの溶岩窯焼き「カンパーニュ」の店。販売日、数量限定なので、リスクを軽減化するマーケッティングかもしれない。オープンの日は、開店前に10人ほどのお客さんの列。朝食は毎朝パンなのに、私は「カンパーニュ」ってパンだということも知らなかった。フランス語で「田舎パン」あるいは「田舎風パン」を意味し、スープやワインによく合う食事パンだという。パン一個、400~600円くらいだが、少々高くても買うというこだわりのある人がいるようだ。私も人一倍好奇心は強い方だが、義歯なので、噛み切れるかどうかと言う心配はあったが、早速、購入して食してみた。しっとりとして美味い。しかし、パンは朝だけなので、毎朝の食卓にどうかと言うと、正直そこまでは ・・・。
 注)カンパーニュ パン・ド・カンパーニュ(フランス語: Pain de campagne)仏 campagne 田舎,キャンペーン、(都市に対する)田舎,農村;田畑
 
 その他にも、室内ゴルフ練習場、リサイクル・ショップ、イートイン・カフェもある洋菓子店などが続いてオープンしている。しかし、なんせ超高齢化のコミュニティである。果たしてニーズが ・・・。しばらく様子をみないと、商売の成否は分からないが ・・・。

  そういえば、休日の昼時には行列ができるほどの人気の讃岐うどんの店、店主の体調不良で年末に休業してしまった。張り紙を見てはがっかりして帰るお客さん ・・・。

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 今宵のピアノ、フランスのピアニスト、「セルジュ・デラート/Serge Delaite」のトリオ演奏、アルバム、「French Cookin'」(2006)から。ライブを聞いたことがあるが、軽妙洒脱、小気味よくスウィングする楽しく聴けるライブであった。

 曲目を見ると、「ミッシェル・ペトルチアーニ/Michel Petrucciani」、「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan」、「バリー・ハリス/Barry Harris」、「ホーギー・カーマイケル/Hoagy Carmichael」など、ジャズ・ピアニストの先達の曲に、オリジナルを加えたもの。ブルースあり、ワルツあり、ボッサあり、これが「セルジュ・デラート」風のフランス料理だと言わんばかり。そしてそのどれもが本当に気持ちよく聴ける。「French Cookin'」とはなんともふさわしいタイトル。

 パーソネルは、「Serge Delaite(piano)」、「パスカル コンボー/Pascal Combeau(bass)」、「Jean-Marc Lajudie(drums)」。

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 FRENCH COOKIN'
 セルジュ・デラート・トリオ
 澤野工房






「ミッシェル・ペトルチアーニ/Michel Petrucciani」の「Home」をピアノ・ソロで ・・・。

「Home (Piano Solo) - Serge Delaite」

     


「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan」の「Beyond the Bluebird」をトリオ演奏で ・・・。

「Beyond the Bluebird - Serge Delaite Trio」






by knakano0311 | 2025-01-06 00:00 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(0)
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