
元日の新聞。各社とも同じであろうが、どさっと驚くほど大量に配達される。1部ニュース、2部TV・ラジオ、3部エンタメ、4部スポーツ、広告特集。なんと合計88頁。昔はもっとあったような気がする。それに加え、山ほどの折り込み広告。1部はニュースとおきまりの正月記事で38頁、うち17頁、45%が全面広告、ページをめくって読むところを探すのに苦労し、2部のTV・ラジオは見たい番組の有無をチェックして終わり、3、4部は見出しを見て、折り込み広告と一緒に新聞の回収棚へ ・・・。 昔からずっと思っていた。これは資源の無駄使いではないのかと。もちろん紙面づくりや、取材や執筆に大変な苦労や努力を重ねているのはよくわかるし、無駄な情報というのは、ないのかもしれない。しかし、この圧倒的なボリュームを前にして、元日の新聞の全部は読まない。読む気が起こらないのである。CO2削減や資源について、日頃大々的にキャンペーンを張っている新聞。お笑いタレントに独占されている正月のTV特番もしかり。「なんかズレている」と感じるのは私だけだろうか ・・・。TVはYOUTUBEに負け、新聞はSNSに負けるのも、むべなるかな。ことの良し悪しは別として、昨年は、キーTV局による電波と情報の独占、大手新聞社による官製情報の独占が、無力化していく兆しが見えた一年だった。今回も「NHK紅白歌合戦」は全く観なかった ・・・。

今宵の曲、「最後のニュース」、「井上陽水」。アルバムは、ジャズ・アレンジのカッコよさは十分すぎるほどわかるセルフカバー・アルバム「Blue Selection」(2002)。耳になれた楽曲が、全く新しい楽曲として蘇ってくる。

Blue Selection 井上陽水 フォーライフミュージックエンタテイメント
このバージョンはYOUTUBEにはアップされていないので、2019年10月20日に東京国際フォーラム・ホールAで行われた、50年の軌跡を辿るライブの動画を。
「井上陽水 / 最後のニュース LIVE 50周年記念ライブツアー」
by knakano0311
| 2025-01-03 00:00
| マーケッターとしてのシニアから
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定年を迎えたオヤジが人生のBGMとしてのJAZZとJAZZYな暮らしについて語るブログ・ジョッキー。松本市出身、仙台で学生時代を過ごし、現在関西在住。爵士とは中国語でJAZZのこと。
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