

 NEWS、それと特にお気に入りの番組以外は、日本TV番組を観なくなってだいぶ経つ。理由はいくつかあるが、やっぱり一番の理由は、つまらないからであろうか。二つ目としては、私みたいな高齢者、とりわけ最近難聴に悩まされている高齢者にとっては、極めて不親切と言うか腹立たしい。アナウンサーは発音の訓練をされているので、NEWSは殆ど聞き取れる。集音器をつけていれば、まず100%OKである。問題はバラエティー番組とドラマ。バラエティーは早口でしゃべるタレントが多く、また仲間内の笑い声等でまず聞き取れない。まあ、全く観ないからどうでもいいと言えばその通りだが ・・・。ドラマも同じような傾向。タレント出身の俳優?が多く、音響効果ばかりが強調され、これも聴き取りにくい。字幕がついている番組はNHKなどのほんの一部であり、極めて不親切。日本語の映画だが、配信で見た「パーフェクトディズ」には日本語字幕がついていたが・・・。というような愚痴ととれる理由で、NET配信、サブスクに走ってしまう。 しかし、正月はドキュメンタリー中心のTV番組が多かったので、そればかりを観ていた。面白かったのは、いつ見ても感動させられる「ポツンと一軒家 お正月スペシャル」と「72時間 スペシャル」、権力の闇を暴いた「NHKスペシャル 警視庁公安部でなにが 冤罪」、なるほど!と思わず膝を叩いた「新発見 ナスカ地上絵」と「ピラミッドの謎の解明」。こんな日本人がいたのかと初めて知った「大追跡 グローバル・ヒストリー 幕末に英国に密航した13歳の少年 ・・」、「フジコ・ヘミング ショパンの面影を探して」、「メジャーリーガー大谷翔平 2024 試練と決断 そして頂点へ」。ほとんどがNHKのドキュメンタリー番組であった。なんやかんや意見はあるが、NHKが一番、面白く、難聴高齢者には優しいと言えるかも。まあ、視聴料を取られているのであたりまえと言えばあたりまえだが、民放は視聴率とは無縁のそんな地味で手間のかかる番組作りはしないだろうな ・・・。

今宵のピアノ、「ナスカの地上絵(Nazca Lines)」に因んで、「ナスカ/Nazca」。イタリアのピアニスト、「フランチェスコ・マッチアンティ/Francesco Maccianti」によるピアノ・トリオ演奏。アルバムは、「Crystals」(2004)から。パーソネルは、「フランチェスコ・マッチアンティ/Francesco Maccianti(p)」、ベースは、「エシット・エシット/Essiet Essiet(b)」、ドラムはベテラン、「ジョー・チェンバース/Joe Chambers(ds)」。

Crystals Francesco Maccianti Almar Record
「Nazca - Francesco Maccianti」
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by knakano0311
| 2025-01-13 00:00
| マーケッターとしてのシニアから
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定年を迎えたオヤジが人生のBGMとしてのJAZZとJAZZYな暮らしについて語るブログ・ジョッキー。松本市出身、仙台で学生時代を過ごし、現在関西在住。爵士とは中国語でJAZZのこと。
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