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大屋地爵士のJAZZYな生活

昔ながらの竹すだれを作る

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 窯入れ、窯焚き、2日間の蒸らしと順調に炭焼きを進め、工程の中で最も重要な炭の出来ばえ、品質を決める「練らし(精錬)」、「くどさし」の作業を終えました。あとは、炭窯が自然に冷めるのを待ってから炭を取り出す「窯出し(炭出し)」と言う最後の工程のみです。さてどんな炭になっているか? その出来ばえは? 何回炭焼きをしても心が躍る瞬間が待っています。

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 そんな時間の合間に色々なことをしますが、今回したのは、門松作りで余った竹を使っての「竹すだれ」作り、長年使っていたものが痛んできたので、新しく作ろうと思い立ったもの。便利な道具をつかって、細長く割り、「棕櫚縄(しゅろなわ)」で編んでいきます。今までにも、公園で採れた「ツバキ(椿)」の実を絞って椿油を作ったり、桜の木を削って、スプーンや靴ベラなど、竹は一輪挿しにといろいろなものをつくってきた。昔ながらのものを昔ながらの方法で作るのも、なかなか楽しいもんだ。
   
   
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 「竹すだれ」のことを「bamboo curtain」、「bamboo blind」などと表現するかどうかは知らない。今宵のピアノは、1929年、ミシガン州デトロイト生まれ、「ビ・バップの伝道師」と呼ばれたモダン・ジャズのピアノ奏者、「バリー・ハリス/Barry Harris」の「Curtain Call」。アルバムは、「バド・パウエル/Bud Powell」直系の実力派ピアニストがビ・パップの真髄を聴かせるライヴ盤「At The Jazz Workshop」(1960)から。パーソネルは、「バリー・ハリス(p)」、「サム・ジョーンズ/Sam Jones(b)」、「ルイス・ヘイズ/Louis Hayes(ds)」。

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 アット・ザ・ジャズ・ワークショップ+3
 バリー・ハリス
 ユニバーサル ミュージック







「バリー・ハリストリオ - カーテン・コール」

     
   

   
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 わずか1分半ほどの小品ですが、「As Night Let Down Its Curtain」。スウェーデンのピアニスト、「ヨエル・リュサリデス/Joel Lyssarides」のピアノ・トリオ・アルバム「Stay Now」(2022)から。キャッチに曰く「まるで冬の冷たく引き締まった空気のように端正な音。クラシック音楽からの影響の強いジャズで、思慮深く紡いでいく絶妙なハーモニーは深呼吸したくなるほどの澄んだ美しさ」と ・・・。

 パーソネルは、「Joel Lyssarides(P)」、「ニクラス・フェルンクヴィスト/Niklas Fernqvist(Bass)」、「ラスムス・ブリクスト/Rasmus Blixt(Drums)」。


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 Stay Now
 Joel Lyssarides Trio
 Act







「As Night Let Down Its Curtain - Joel Lyssarides」






by knakano0311 | 2025-01-18 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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