かって事業提携で相手先の本社があったミネソタ州の州都、ミネアポリスに何回か行ったことがある。「ミネソタ」と聞くと、ほぼ反射的に思い出す歌が私にはあった。「暁テル子/ミネソタの卵売り(昭和26年2月発売)」。
どういうわけか、私はこの歌を、元歌はフォークソングかPOPSか、アメリカ産の歌だとずっと思いこんでいた。ある時、ミーティング後のアフターファイヴの席で戦後間もない日本で大ヒットしたこの歌を紹介したことがある。しかし、アメリカ人たちは誰一人としてこの歌を知らないし、ましてミネソタは卵の産地というわけではないという。座を盛り上げるつもりが、かえってしらけてしまったという失敗の想い出のある歌である。それもそのはず、原因は私の思い違いで、この歌は純国産であったのだ。
それにしてもどういう根拠で、「ミネソタ」と「卵売り」とが結びついたのであろう。今もっての謎である。しかしこの歌、典型的なアップテンポのブギ。戦後間もない復興期の日本で、歌詞の意味するところはやや不明ではあるが、「卵を食べて元気になろう」と呼びかける、底抜けに陽気でJAZZYなこの歌が、日本人にある種の楽天さ、明日への希望をもたらしたのであろう。
「暁テル子(あかつき てるこ)、1921年(大正10年)1月21日 - 1962年(昭和37年)7月20日)」は昭和期の歌手。「ミネソタの卵売り」のほか代表作「東京シューシャンボーイ(昭和26年5月発売)」 などがある。
ブギウギ、ルンバ、チャチャチャなど舶来のリズムを戦後いちはやく取り入れ、ハイカラで新鮮で格好よいということから横文字を多用した歌で人気を博した。「ミネソタの卵売り」と同じように、外国の地名をタイトルに織り込んで、何匹目かのドジョウを狙ったご当地?ソングに、「リオのポポ売り」、「チロルのミルク売り」、「ミシシッピーの恋の唄」、「港キューバのタバコ売り」などがある。
「ミネソタの卵売り」、歌詞はこちら。 興味のある方はYOU TUBEで聴けます。 こういうフェイクな日本製ではなく、アメリカにもご当地ソングがいくつかあります。ちょっと思い浮かべてみると、「ルート66」、「想い出のサンフランシスコ」、「我が心のジョージア」、「セントルイス・ブルース」、「テネシー・ワルツ」、「ウイチタ・ラインマン」、「ニューヨークの秋」、「ハーレム・ノクターン」、「ブルー・ハワイ」、「アラバマに星落ちて」など・・・。「テネシー・・」、「アラバマ・・」は州歌になっていますね。まだまだあります。「マサチューセッツ/ビージーズ」、 「花のサンフランシスコ/スコット・マッケンジ」、「恋はフェニックス」、「California Dreaming/Mamas & Papas」、「Do You Know the Way to San Jose?/Dionne Warwick」・・・・。
そんななかで、私がお気に入りご当地ソングNo1は、我がミューズ「ジャネット・サイデル」の歌う「マイアミ・ビーチ・ルンバ」。彼女の甘く、優しく、人を包み込むような温かみのある声。リラクシングな歌の中で光るジャズ・スピリット。JAZZボーカルを聴く喜びに満ちたアルバム。それに、ビキニ姿の若い娘たちがバレーボールに興じていたマイアミ・ビーチの眼福の想い出も・・・。
THE ART OF LOUNGE/マイアミ・ビーチ・ルンバ ジャネット・サイデル MUZAK,Inc. 「Janet Seidel - Miami Beach Rhumba」 VIDEO
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