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大屋地爵士のJAZZYな生活

ご縁の夏

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 過日、長男から婚姻届を出したという知らせ。相手は何年か前からお付き合いしていた女性であるが、都営住宅入居の条件が、既婚または結婚予定ということらしかったので決めたという。そうはいっても、実は相手のご両親にもお会いしたこともない。どうも最近はいろいろの順序が逆のようで、戸惑うことばかり。とりあえず入籍のご挨拶と両家の顔合わせをするため、久しぶりの新幹線で静岡に向かうこととなった。
  
 飛行機の利用が多かったので、多分10年ぶりに乗った新幹線。びっくりしたのは外人乗客の多さ。前の席も、後ろの席も、斜め前の席も外人観光客。盆休みも始まり、ほぼ満席に近かったが、私の乗った車両の4割は外人観光客であった。京都からということもあるが、日本を訪れる外人観光客の大幅増加という最近のニュースを身を持って実感。

 向かったところは静岡市、清水港にほど近い、郷土料理のお店、「なすび」。早々に挨拶も済ませ、美味しい魚料理に舌鼓を打ちながら、今後の段取りやらも含め歓談。まずは一安心といったところか。店先の暖簾にこんな一首。「親の意見となすびの花は千に一つの無駄もない」 果たして ・・・。

 さて、長男の結婚で、俄然、気持ちが揺れはじめ、焦った感じの気配になってきたのが、「結婚なんてしない」と言っていた三男坊。さあ、どうする ・・・。

 そう大したものではないのですが、はなむけにオヤジから息子に贈る歌は、「橋/Bridges」。「ふたりの架け橋」となってくれた、いろいろのことや多くの人への感謝を忘れずに。そして今度は二人力を合わせて、自分たちや、誰かのために橋を架けて ・・・」という意味を込めてです。

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 オリジナルは、「ブラジルの声」の異名を持ち、「僕より遥かに偉大なミュージシャンだ」と「カエターノ・ヴェローゾ/Caetano Veloso」をして言わしめた男、シンガー・ソングライターの「ミルトン・ナシメント/Milton Nascimento」。デビュー・アルバムでその歌をタイトルにした、「トラヴェシア/Travessia(Bridges)」(1967年)に収められているが、私はこのアルバムをベースにした、「クリード・テイラー/Creed Taylor」のプロデュース、「エウミール・デオダート/Eumir Deodato」編曲による1969年リリースの米国デビュー盤、「コーリッジ/Courage」の方が好きである。ここでは、英語詩「Bridges」によって歌われている。


トラヴェシア

ミルトン・ナシメント / オーマガトキ




コーリッジ

ミルトン・ナシメント / ユニバーサル ミュージック クラシック



 去っていった恋人を想う原曲の歌詞とは大きく違って、橋を自分の人生になぞらえた傑作。今、自分の渡ってきた橋を振り返って見、そして、これから二人でわたっていく橋を思い描いて欲しい。

 「Bridges (Travessia)」、英語歌詞はこちら。

 こんな意味でしょうか。

「♪ 私はいくつもの橋を渡ってきた 
     真実を求めて 
   くもの巣のような
     大きな鋼の吊り橋も 
   小さな丸太の橋も
     そして石造りの橋も 
   旅する私はいつも異邦人で
     いつも孤独だった 

   ・・・・・・・・・・・・・・

   いくつもの色を重ねた虹の橋が
     高い空に架かる 
   そして、私は想う きっと
     愛で繋がれた橋もどこかにあるはずと

   遥か遠く、川の向こう岸に佇む
      あの人が見える
   そして両手を差し伸べている
      かって私がそうしたように
   私は向こう岸の彼に呼びかけてみる 
      信じれば、きっとそこに橋はあると
               
   いつかきっと見つけられる そう、いつかきっと
     生きている限り探しつづけるのなら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「ミルトン・ナシメント」の歌唱と、彼と「サラ・ボーン/Sarah Vaughan 」とのデュオで聴いてみましょうか。

「Milton Nascimento - Bridges (Travessia) 1969 」

      


I Love Brazil

Sarah Vaughan / Pablo

 

「Sarah Vaughan & Milton Nascimento - Bridges (Travessia) 」



by knakano0311 | 2015-08-10 10:43 | 想うことなど・・・ | Comments(0)
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