そして、「ショコラ」の中でデップがギターの弾き語りをしていた曲が、「ジプシー・イン・マイ・ソウル/The Gypsy in My Soul 」。ラインハルトの曲ではないが、古いスタンダードらしい。ギターを弾く姿がなかなか様になっているが、もともとミュージシャンとしてキャリアをスタートさせたデップは自分のバンド、「ハリウッド・ヴァンパイヤーズ/The Hollywood Vampires」を持つようになったのは、この映画がきっかけだっただろうか?
その「Gypsy in My Soul」。ご贔屓「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」の自身のアルバム、「Gypsy in My Soul」(2004)から。ジプシー・スイングを基調とした、うきうきするようなスイング感あふれるサウンドにのせて、有名なスタンダード曲が、彼女の艶やか声で響き渡る。「ジプシー・イン・マイ・ソウル」。ヴァースに続くイントロは「マイナー・スウィング」のメロディーで、いつの間にか「ジプシー・イン・マイ・ソウル」になり、エンディングは再び「マイナー・スウィング」に戻るというアレンジが面白い。