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大屋地爵士のJAZZYな生活

師走の梅田、雑踏を抜けて

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 師走の梅田界隈。せわしく人々が行き交っている。私も妻ももうあんな流れに乗って歩けなくなっている。そして、ここ数年、梅田の再開発で、風景がすっかり変わってしまった。それでも、昔の土地勘を頼りに、デパ地下、本屋などで用事を済ませたが、あの人ごみに圧倒されたせいか、いくつかの買い物を忘れてしまった。

 大都会の雑踏、その中で埋没していく人間の孤独や悲哀。そんな背景やテーマの映画は数多いが、衝撃的で忘れられない映画の一つが、「リチャード・ブルックス/Richard Brooks」監督、私が好きな女優、「ダイアン・キートン/Diane Keaton」主演の映画、「ミスター・グッドバーを探して/Looking for Mr. Goodbar」(1977年)。美しい女教師が麻薬とセックスに溺れ、やがて身を滅ぼしていくというちょっと凄惨でやりきれない映画。その女教師を「ダイアン・キートン」が体当たりの演技で演じているのが見ものだが、未だにDVD化されず、VHSのみ。扱いの難しい問題作ということで、配給元も尻込みしているのだろうか。

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 ミスター・グッドバーを探して [VHS]
 ダイアン・キートン (出演)
  リチャード・ブルックス (監督)
 CICビクター・ビデオ




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 しかし、この映画の主題歌、「Don't Ask To Stay Until Tomorrow」。「何も言わずに朝までいて」、そんな意味でしょうか。この歌を歌っていたのは、個性派、「マリーナ・ショウ/Marlena Shaw」。1942年生まれというからもう相当なお年。デビュー当時の、あの超イケイケのアフロ・ヘアの、「Who Is This Bitch, Anyway」(1975)から、もう40年以上も経ってしまったんですねえ。この歌は、もうベテラン・ジャズ・シンガーとして来日した時のアルバム「ライブ・イン・TOKYO」(2002)に収録されている。

 円熟したJAZZシンガーとしての魅力と、30年の年輪とともに落ち着きと、深みを増したこのシンガーの歌唱力が、なんとも言えない味を醸し出す。円熟のシニア・JAZZファンにおすすめする。今も彼女は精力的にレコーディングや公演を続けているらしく、2001年と2007年には オランダにて開催された「ノース・シー・ジャズ・フェスティバル」にも出演しているという。

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 Live in Tokyo
 マリーナ・ショウ/Marlena Shaw
 441 Records




 「Don't Ask To Stay Until Tomorrow」、英語歌詞はこちら。   

  こんな意味でしょうか。

「♪ 「いつ」なんて絶対に約束しないわ
   この夜の記憶だってやがては褪せてしまう 
   だからキスや吐息を
   思い出さないで
   私を愛して そして夜明けまでには消えてね
   それでさよならなのよ
   愛している振りなんてしないわ        
   朝まで一緒に居ていいかなんて聞かないで
   寂しくなるくらい長く一緒にいるなんて嫌
   愛して そして去っていって

   ・・・・・・・・・・・・・・・

   もういいから何も言わないで
   何も言わずに朝までいて
   お願いだから

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」
  
「Marlena Shaw -- Don't Ask To Stay Until Tomorrow - Live In Tokyo」

          


  

  
by knakano0311 | 2017-12-05 17:02 | 音楽的生活 | Comments(0)
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