交通渋滞を「Traffic jam」というが、今宵のピアノ、「Rush Hour Traffic」、「ラッシュアワーの交通状況」という意味でしょうか。端正でリリカルなピアノが特長のイスラエル出身のピアニスト兼作曲家、「ヤニフ・タウベンハウス/Yaniv Taubenhouse」が率いるトリオの演奏で。アルバムは、「Moments in Trio」シリーズの第三章「Roads. Moments In Trio: Volume Three」(2020)から。
「ヤニフ・タウベンハウス」は1987年イスラエル・テルアビブ生まれ。6歳からクラシックのピアノを始め、テルマ・イェリン芸術高校卒業後、ピアノを学ぶために米国に移住。その後、クラシック・ピアニストとしての腕を磨きつつも、2013年には奨学金を得てニューヨークの「ニュースクール・オブ・ジャズ」に入学。活動の主軸をジャズに移してきた。2014年にピアノトリオ作「Here from There」でアルバム・デビュー。翌2015年には「Moments in Trio, Vol. 1」をリリースし、イスラエルから現れた新星として日本でも紹介された。