「夜景」というと頭に浮かぶいくつかのアルバムがあるが、「ジェリー・マリガン/Gerry Mulligan」の「ナイト・ライツ/night lights」(1963)がその一つ。スマートで上品な夜のイメージのJAZZが繰りひろげられる。ボサノヴァ、「カーニヴァルの朝/Morning Of The Carnival From 'Black Orpheus'」、ショパンのクラシック、「プレリュード:ホ短調/Prelude In E Minor」、それに「In The Wee Small Hours Of The Morning」などのスタンダード。ちょっとスムース・ジャズ的だけど、グラスを傾けながら、エアコンの効いた部屋で聴くひと味違う極上のジャズ。抒情性あふれるタイトル曲は、サックスが本業とばかり思っていたマリガンのピアノだと知り驚かされる。
歌詞は入手できませんでしたが、この「Night Lights」にマリガンと長年親交のあった「ジュディ・ホリデイ/Judy Holliday」というアメリカの女優兼歌手が詩をつけたものを、「ベイ・シュー/Bei Xu」が歌っている。アルバムは、J-POP、POPSのカヴァーを中心に、スタンダードなどを収録した「You Are So Beautiful」(2009)から。「広瀬未来(flugelhorn)」がフューチャーされている。