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大屋地爵士のJAZZYな生活

夏の終わりの訪問者

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 夜のこと。「ちょっと来て!」という妻の声で見てみると、リビングの壁に体長1.5cmくらいの虫がとまっている。暗いのでよくわからないが、「尾に針のようなものがある、アブ(虻)ではないか」と妻は言い、駆除する。「ちょっと違うようだ」と思っていた私。灯の下でよく見ると、「ツクツクボウシ」だった。声を全くあげなかったところを見ると雌であろう。玄関灯に誘われてきて、外へ出た妻と一緒に我が家の中に入ってきたのであろうが、「虫愛ずる爺」としては、せっかくの訪問者に少し可哀そうなことをしたと思いつつ、一向に下がる気配が見えない連日の猛暑日にもかかわらず、夏の終わりを感じる。

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 今宵のピアノ、「A Visit to Reality」。スウェーデンのドラマー、「エミル・ブランクヴィスト/Emil Brandqvist」率いるピアノ・トリオの演奏。アルバムは、今年上半期の一番の収穫ではと思わせるほどの素晴らしいアルバム、「Poems for Travellers」(2025)から。このアルバムは、壮大な大地、自然を感じさせ、いつもながら、「ツォーマス・トゥルネン」のピアノは、自然を見透すというか、その思索的な響きは絵画的で美しい。音が連鎖して降り注ぎ、ピアノが際立ってリリカルに響く。

 「エミル・ブランクヴィスト」。1981年生まれ、スウェーデンの人口第2の都市ヨーテボリ出身。フィンランド出身のピアニスト、「ツォーマス・トゥルネン/Tuomas A. Turunen」、スウェーデン出身のベーシスト、「マックス・ソルンベルグ/Max Thornberg(bass)」と2012年にトリオを結成。2013年に弦楽四重奏も加えた本作、「Breathe Out」でデビューした。
  
 
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 Poems for Travellers
 Emil Brandqvist Trio
 Edel







「Emil Brandqvist Trio – A Visit to Reality」

     




by knakano0311 | 2025-09-03 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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