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大屋地爵士のJAZZYな生活

なぜこんなところに ・・・

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 ボロボロになっているが、「ヤママユ(山繭)」の死骸である。「チョウ目ヤママユガ科」に分類される大型の「ガ(蛾)」の一種で、「ヤママユガ(山繭蛾)」、「テンサン(天蚕)」とも呼ばれる日本在来の代表的な野蚕(やさん)。北海道から九州にかけて分布し、クヌギ、コナラ、カシワ、シラカシなどの葉を食物として、全国の落葉性雑木林に生息しているので、森林ボランティア活動拠点の山のクヌギ林では、成虫、幼虫もふくめ、よく見ることがある。

 しかし、見つけたのは、人の出入りの多いスーパーの入り口。「虫愛ずる爺」としても「なぜこんなところに? ・・・」と思わざるを得ない。ここでは以前、同じ「チョウ目・ヤママユガ科」に分類される「オオミズアオ(大水青)」も見たことがあるので、何か関連があるのだろうか?
  
 養蚕・製糸産業が盛んだった私の故郷・松本に隣接する穂高町(現在の安曇野市)の有明では、いわゆる「お蚕さん」である「家蚕(かさん)」とは別に、江戸時代からこの「天蚕」の飼育が行われていることで知られていた。この繭から採れる糸は、「天蚕糸」とよぱれ.光沢が優美で、太く、伸度が大きく、織物にして丈夫で、しわにならず、暖かく、手触りも良いなどの優れた特徴があり、繊維のダイヤモンドとたとえられて珍重されているという。たしか宮中でもこの「天蚕」が飼育され、「天蚕糸」を採取する習わしがずっと行われているように記憶している。

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 今宵のピアノ、「Silk Threads(絹の糸)」。円熟ながら依然チャレンジングなジャズを追求し続けるヨーロッパ抒情派ピアノの最高峰名手、イタリア出身の、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」率いるトリオの演奏。アルバムは、3人が3曲ずつオリジナルを持ち寄り、加えて3人の共作が2曲の全11曲の「Common View」(2020)から。「美しい旋律と愉悦のリズムに儚い哀愁も孕む、巧みで創意に富んだピアノ・トリオ」というキャッチ。パーソネルは、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi (piano)」、オランダの「イェスパー・サムセン/Jasper Somsen (double bass)」、そしてスペインの「ホルヘ・ロッシー/Jorge Rossy (drums)」。

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 Common View
 Enrico Pieranunzi
 Challenge








「Silk Threads - Enrico Pieranunzi · Jasper Somsen · Jorge Rossy」

     







by knakano0311 | 2025-09-11 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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