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大屋地爵士のJAZZYな生活

彼岸と此岸を結ぶ橋

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 お彼岸です。近くの田んぼの畔には「ヒガンバナ(彼岸花)」が満開。

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 そして故郷信州を思い出す「ソバ(蕎麦)」の花も ・・・。今年も墓参りに行けそうもない。

 今宵の曲、彼岸(ひがん)と此岸(しがん)を結ぶ橋、「橋/Bridges」。
  
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 歌うのは、「ブラジルの声」の異名を持ち、ブラジルを代表するシンガー・ソングライター、「ミルトン・ナシメント/Milton Nascimento」。「僕より遥かに偉大なミュージシャンだ」と「カエターノ・ヴェローゾ/Caetano Veloso」をして言わしめた男。、デビュー・アルバム、「トラヴェシア/Travessia(Bridges)」(1967年)に収められている。

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 トラヴェシア - ミルトン・ナシメント
 ミルトン・ナシメント
 オーマガトキ






 しかし、世界的に有名になったのは、「クリード・テイラー/Creed Taylor」のプロデュース、「エウミール・デオダート/Eumir Deodato」編曲による1969年リリースの米国デビュー盤で、別の曲をアルバム・タイトルにした「コーリッジ/Courage」である。「トラヴェシア」とほぼ同じ曲編成であるが、このときは英語詩によって「Bridges」が歌われた。去っていった恋人を想う原曲の歌詞とは大きく違うが、この英語詩の「Bridges」が、私は好きである。

 橋を自分の人生になぞらえた傑作。今、私も自分の渡ってきた橋を振り返って見、そして、これからわたっていく橋を思い描く。

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 コーリッジ (SHM-CD) - ミルトン・ナシメント
 ミルトン・ナシメント
 Universal Music





   

 「Bridges (Travessia)」、英語歌詞はこちら。

 こんな意味でしょうか。
   
「♪ 私はいくつもの橋を渡ってきた 
   真実を求めて 
   大きいくもの巣のような
   鋼のワイヤの吊り橋も 
   小さな丸太の橋も
   そして石造りの橋も 
   旅する私はいつも異邦人で
   いつも孤独だった 
   明日に繋がる橋がある 
   過去から繋がっている橋がある 
   終わってほしいと祈りながら渡る
   悲しみの橋もある

   いくつもの色を重ねた虹の橋が
   高い空に架かる 
   そして、私は想う きっと
   愛で繋がれた橋もどこかにあるはずと

   遥か遠く、川の向こう岸に佇む
   あの人が見える
   そして両手を差し伸べている
   かって私がそうしたように
   私は向こう岸の彼に呼びかけてみる 
   信じれば、きっとそこに橋はあると
               
   いつかきっと見つけられる そう、いつかきっと
   生きている限り探しつづけるのなら

   ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「Milton Nascimento - Bridges (Travessia) 」


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 さすがに名曲。この歌は何人ものアーティストにカバーされているが、「ダイアン・リーヴス/Dianne Reeves」、「サラ・ボーン/Sarah Vaughan」のアルバムを紹介しておきましょう。   

 「ダイアン・リーヴス」。ずばり、この歌をアルバム・タイトルとした「Bridges」というアルバムもあるが、ここではライブ盤ではブラジルのジャズ・ギタリストの「ロメロ・ルバンボ/Romero Lubambo」と絶妙のデュオで歌う「Bridges」はアルバム、「イン・ザ・モーメント~ライヴ・イン・コンサート」に。

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 イン・ザ・モーメント~ライヴ・イン・コンサート
 ダイアン・リーヴス
 EMIミュージック・ジャパン




  

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 大御所「サラ・ボーン/Sarah Vaughan」。意外ですが、あの声でボサノバを歌うのですね。アルバムは、「I Love Brazil」(1977)から。


 一緒に歌う「ミルトン・ナシメント」よりダイナミックで太い声が印象的で感動的なデュエット。

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 I Love Brazil
 サラ・ボーン
 Pablo







「Sarah Vaughan & Milton Nascimento - Bridges (Travessia) 」

     
  



by knakano0311 | 2025-09-22 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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