今宵の曲は、定番です。「Early Autumn」。オリジナルは、1948年頃の「ウッディ・ハーマン楽団/Woody Herman and His Orchestra」での「スタン・ゲッツ/Stan Getz」の演奏。これに1952年、「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」が歌詞を加え、「ウディ・ハーマン楽団」が 「Early Autumn」というタイトルで初録音したという。「Early Autumn」。直訳すれば、「初秋」ですが、「秋」という言葉には「恋の終わり」の隠喩もあるそうで、「次の秋は君と迎えることはないだろう」というせつない歌。
この曲、1950年ころの相当に古い曲です。その頃のレトロな雰囲気から聞いてみましょうか。いろいろな歌手が歌っているが、「クレオ・レーン/Cleo Laine」の歌唱、アルバムは、「In Retrospect」(1957)から。その他、「I Am A Song」(1974)、「The Essential Early Recordings」(2016)などにも収録されている。
さて、初秋の風のような心地よいボッサのリズムに乗せて、軽快に歌うのは、オランダ出身の「マリエル・コーマン/Marielle Koeman」。生で聴いたこともあるが、私は、彼女の歌うボッサが好きで、私は高く評価している。彼女のパートナーでピアノトリオを率いる「ヨス・ヴァン・ビースト/Jos van Beest」のボッサで ・・・。アルバムは「From the Heart」(2001)に収録されているが、ライブ動画で。
「ジェニー・エヴァンス/Jenny Evans」はいかがでしょうか。1956年ロンドン生まれというから、66歳、相当なベテラン。ドイツに帰化し、現在は、ミュンヘンを中心にミュージカル女優や歌手として活動するというジャズ・シンガー。アルバムは、「The Four Seasons of Love」(2018)から。