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大屋地爵士のJAZZYな生活

逢魔が時を感じる時期

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 夜の部の開店を待っているとんかつ屋の店先。その駐車場の裏の急坂を登っていく電車の灯り。暗闇の中、そこだけなまめく紅葉 ・・・。日の暮れるのが早くなったこんな時期に感じる「逢魔が時(おうまがとき、おうまがどき)」。

 「逢魔が時、大禍時(おおまがとき)」は、夕方の薄暗くなる、昼と夜の移り変わる時刻で、魔物に遭遇する、あるいは大きな災禍を蒙ると信じられたことから、このように表記されたという。

 「夕方・夕暮れ時」を英語で「evening、fall」などと言うが、そこに「禍々しさ」のニュアンスは感じられない。しからば「逢魔が時」に相当する英語はあるのかでいうと、「魔物に出会うかのような、光と闇の境界の不穏な時刻」という日本文化固有のニュアンスなので相当する英語はなさそうである。

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 しかし子供の頃見たアメリカのTVドラマ、「トワイライト・ゾーン/原題: The Twilight Zone/邦題;ミステリー・ゾーン」を思い出した。「twilight」にそんなニュアンスがあるのかどうかは分からないが、あのTVドラマに描かれた世界は、まさに「逢魔が時」であった。

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 今宵の曲、デュオの名手にして、私が最高のベーシストと思っている「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」が、レジェンド「ケニー・バロン/Kenny Barron」とのデュオを1996年、ニューヨークの老舗ジャズ・クラブ、「イリディウム/Iridium」で行った。そのライブ録音アルバム、「Night And The City」(1996)から「Twilight Song」。


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 Night and the City
 ケニー・バロン、チャーリー・ヘイデン
 Verve







「Twilight Song (Live) - Charlie Haden & Kenny Barron」

     


 この曲の作曲者でもある「ケニー・バロン」のトリオでのライブ演奏も収録されている。アルバム、「The Perfect Set (live at Bradley's part II)」(2005/1996録音)。パーソネルは、「ケニー・バロン(p)」、「レイ・ドラモンド/Ray Drummond(b)」、「ベン・ライリー/Ben Riley(ds)」。


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 ライヴ・アット・ブラッドレイズII
   ~ザ・パーフェクト・セット
 ケニー・バロン
 ユニバーサル ミュージック クラシック






「Twilight Song - Kenny Barron」



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 「トワイライト・タイム/Twilight Time」という「プラターズ/The Platters」によってヒットしたなつかしい曲がある。元々は、「スリー・サンズ/The Three Suns」のインストゥルメンタル曲に詞をつけた曲だという。今は亡きご贔屓の「ほっこりおばさん」こと、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」の歌唱で。アルバムは、ハワイアン・テイスト・ジャズ、「マナクーラの月/MOON OF MANAKOORA」(2010)から。


 「TWILIGHT TIME」、英語歌詞はこちら。

 こんな意味でしょうか。

「♪ 天から夜の帳が降りてくる
   黄昏時
   霧の中からあなたの声が聞こえてくる
   黄昏時
   紫色のカーテンが
   一日の終わりを告げるとき
   愛するあなたの声が聞こえる、黄昏時

   深まる影が輝きを集め
   一日が終わる
   夜の指先がすぐそこに来て
   沈みゆく太陽ととってかわる
   愛する人よ、指折り数えよう
   あなたと過ごす時間を
   一緒に過ごせるように、黄昏時を

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」


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 マナクーラの月
 ジャネット・サイデル
 MUZAK,Inc.






 

「Janet Seidel - Twilight Tiime」






by knakano0311 | 2025-11-23 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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