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大屋地爵士のJAZZYな生活

年末に読んだ「ちょっといい話」

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 年末に「ちょっといい話」を読んだ。12月28日、朝日新聞朝刊の「窓」。「しあわせ響く人生」と題して姫路駅のストリートピアノを弾く71歳の警備員のおじさんの話である。
   
 小学2年の時にピアノと出会い、担任の女性教師の助けもあって独学で覚えた。就職もしたがピアノへの憧れをやめられず、夜の街や結婚式場で弾かせてもらい評判にもなった。「一日中弾いていたい」とピアノを置いたスナックを開いたが、阪神淡路大震災で続けられなくなり、店をたたんだ。サラリーマンとなり、ピアノとは疎遠になったが、2020年たまたま姫路駅を通った時、市の設置したストリートピアノが目に入った。胸が高鳴り鍵盤に指を置くと、25年の空白がなかったように弾けた。その後5年間、定年後、警備員をしながら、仕事帰りによっては弾くの毎日。ピアノが弾けたおかげで人生が斜めにならず、自分はしあわせだと思う。自転車を押し、駅を去り、またここにやってくる。(朝日新聞より要約)

 このおじさんの人生になくてはならなかったピアノ、音楽。地元でも喜ばれ、話題となっているようでSNSにもいくつかアップされている。どんなプロの演奏家よりも希望、勇気を与えてくれているのかもしれない。

「警備員さん、ピアノ上手い!」

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 「ストリートピアノ」でこんな曲を弾いてくれたらと思うのは、「ビージー・アデール/Beegie Adair」。1937年ケンタッキー出身。祖母の勧めで5歳からピアノはじめる。大学にてピアノを勉強すると共に、音楽教育を専攻し卒業。ジャズ・バンドに所属しながら、子供たちに音楽を教えたという。よく親しまれたスタンダード・ナンバーを、メロディの美しさをそのままに、エレガントで洗練されたアレンジで演奏。日本でもジャズ・ファンから、ポップス・ファンまで幅広い層をファンにもつ。
 
 最新作は、2018年、81歳でリリースした「Cocktail Party Swing」。2022年1月23日、自宅にて死去。84歳。

 「スウィート・メモリーズ/Sweet Memories」。アルバム、「My Piano Journey」(2010)の日本盤ボーナス・トラックに収録。

「Beegie Adair - Sweet Memories」

     
  


 今日は大晦日。一応長寿を願って「年越しそば」を食べようか ・・・。

 よいお年を ・・・
  
  

by knakano0311 | 2025-12-31 00:00 | 音楽のチカラ | Comments(2)
Commented by photofloyd at 2025-12-31 13:13
今年ものこるところ数時間となりました
如何な年でありましたか、来る年はいろいろとBlogも変換期にあるようですが、ご健闘いただいて楽しませてください。
佳き新年をお迎えになられますよう祈念いたします
Commented by knakano0311 at 2025-12-31 16:08
> photofloydさん
ありがとうございます。こちらこそ今年も十分に楽しませていただきました。私は体力の衰えを痛感した一年でした。森林ボランティアも足手まといにならない様ついて行くのがやっとです。まあブログという形態もそろそろ終焉かなと感じています。そうは言ってもブログという形が一番私には合っているので、エキサイトがクローズするときは、このブログもクローズと思っています。AIに題材を与え、大屋地爵士風にと言ったらそれなりのブログを書いてきました。もちろんアップしていませんが、いやはや ・・・。いいお年をお迎えください。来年も新しいアルバムややアーティストの紹介を期待しています。
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