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大屋地爵士のJAZZYな生活

記憶で聴く ・・・

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 CDの断捨離。思い立ってから、何年越かで延ばしに延ばしてきたが、やっと決心と目途がついた。LPからCDへ切り替わった1980年ごろからのJAZZを中心に聴いてきたCD群である。その決心を後押しをしたのは、一つには、持っているCDはすべてPCにデータ収録されているので、携帯プレイヤー、USBなどで持ち運んで、いつでもどこでも聴くことができる。わたしはオーディオ・ファンでないので、音質や再生装置にこだわりはなく、「いつでもどこでも」聴けることを優先してきた。二つ目は、収納スペースである。CD(コンパクト・ディスク)といえど大量にあると場所を取るのである。何年か前から、CDに比べ安くて場所が要らないので、配信で入手できるものは、できるだけ配信で購入してきた。ほぼ同じような理由で、もう殆ど配信でしか見なくなった映画のDVD、さらに、音楽本なども処分することに決めた。三つ目が、これが決定的な最後のとどめになった理由なのだが、何年か前から悩まされている「加齢による難聴」である。


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 音の聴こえ方が全く変わってしまったのである。いろいろイヤホン、集音器やらを試してみたが、人のしゃべりは聞こえるが、音楽の聴こえは多少改善されたが、一向に元に戻らない。100万円もするような補聴器をすれば、戻るかもしれないが、戻る保証もないし、高価がゆえに踏み切れず、比較的安価な集音器を使用している。特にピアノの音の歪がひどく、アーティストによっては全く耳障りな音にしか聞こえない。新しいアルバムは殆ど買わなかった1年だったが、それでもお目当てのアルバムは、YOUTUBEなどで試聴し、難聴の耳でも心地よさや感動を少しでも得られることを確認してから購入している。

 このブログを書くために毎日のように聴いているが、実際のところ「記憶で聴いている」というのが実態かもしれない。かって感動したメロディや演奏は、記憶に残っているので、それが補完をして、昔聴いた当時の音楽として蘇ってくる。新しいアーティストをあまり取り上げないのはそのためである。「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunz」、「ジョバンニ・ミラバッシ」、「インガー・マリエ/Inger Marie Gundersen」、「シャンタル・シャンベラン/Chantal Chamberland」、「メロディ・ガルドー/Melody Gardot」 ・・・・、聴こえの質は残念ながら落ちたが、音楽としては楽しめているのである。


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 記憶で聴いている演奏を一つあげるとすれば、ノルウェイの美メロピアニスト「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」の「Graceful Touch」。彼のピアノに最初に涙したのは、ECMからのデビュー・アルバム、「Changing Places」(2003)。 それから20年間ずっとご贔屓にしているトリオである。そのアルバムから、「Graceful Touch」。パーソネルは、パーソネルは、「Tord Gustavsen - piano」、「ハラルド・ヨンセン/Harald Johnsen - double bass」、「ジャール・ヴェスペスタッド /Jarle Vespestad - drums」。

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 Changing Places
 Tord Gustavsen Trio
 ユニバーサル ミュージック







「Graceful Touch - Tord Gustavsen Trio」

     
  



by knakano0311 | 2026-01-10 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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