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大屋地爵士のJAZZYな生活

節分 VS. バレンタイン

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 正月、成人式が終わるや否や、スーパーなどの商戦は、「節分」、「恵方巻」、「バレンタイン」の三つ巴戦に突入。「和VS.洋」とも言える。この「洋」、「クリスマス」やら「ハロウィン」などを見ていると、日本人の西洋文化を受け入れる寛容さ、融通無碍、柔軟性にあらためて驚く。もっとも節操のなさという揶揄も聞こえてくるが ・・・。

 2026年の「節分」は2月3日(火)、恵方は「南南東」だとか。「日本記念日協会」によると、ロールケーキや大豆、ちらし寿司、イワシなどを含む節分の市場規模は2018年時点で推計615億円で、年々拡大しているとか。また、フードロスもなんのその、最近のトレンドである恵方巻のマーケットは、スーパー、コンビニ、百貨店などを中心に、年々増加傾向であり、推定では約300億円強の市場規模と推定されている。節分+恵方巻き市場で、約915億円の大市場ということになる。

 一方、「記念日文化研究所」によると、2019年のバレンタインデーの推計市場規模は「和」を大きく上回る約1260億円とのこと。 実はこちらは、二年連続で減少傾向にあるそうだ。理由は、「義理チョコはパワハラだ」なんて声も聞こえてくるからだとか ・・・。ご時勢ですね。


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 さて、今宵の曲、「青春の光と影/Both Sides Now」。オリジナルは、カナダ出身の女性シンガー・ソングライター、「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」の曲。多元的な価値観を肯定し、「ジョニ・ミッチェル」が歌ったこの歌、「民族の融和」をテーマにした「バンクーバー・オリンピック」の開会式で歌われた。

 「Both Sides Now」、英語歌詞はこちら。

 少し長いですが、こんな意味でしょうか。


「♪ 幾重にも列をなして流れる天使の髪
   アイスクリームのお城が空に浮かんでる
   羽の峡谷があそこにもここにもある
   私はずっと雲をそんな風に見ていました

   でも今 雲は太陽をさえぎって
   みんなの上に雨や雪を降らせる
   私は一杯いろんなことをしたかったけど
   雲が私の行く手の邪魔をした

   私が雲を見たのは二つの面からだけ
   上と下から、今でもそれが精一杯
   でも、それは私の雲のイメージであって
   本当は何もわかっていません、雲のことは
   
   何度も巡ってくるお月様、六月、観覧車
   めまいがする踊りのようね
   一つ一つのおとぎ話が現実になるたびに
   私はずっと愛をそんな風に見ていました

   でも今は別のショーの始まりです
   笑いたい人には笑わせておきなさい
   もし気になっても放っておきなさい 
   自分らしさを失ってはダメ

   私が愛を見たのは二つの面からだけ
   ギブとテイク、今でもそれが精一杯
   でも、それは私の愛のイメージであって
   本当は何もわかっていません
   愛のことなどまったく

   涙と不安、そして誇りを感じながら
   「愛してる」と大声で言う
   夢と計画、サーカスの群集
   私はずっと人生をそんな風に見ていました

   でも昔からの友達は奇妙な振舞いばかり
   頭を振って
   私が変わってしまったと言う
   そう失ったものもあるし得たものもある
   毎日暮らしていればね

   私が人生を見たのは二つの面からだけ
   勝ちと負け、今でもそれが精一杯
   でも、それは私の人生のイメージであって
   本当は何もわかっていません、人生のことは

   人生のイメージが浮かんだだけ
   何もわかっていません、人生のことは 
   本当に何一つわかっていません、人生のことは ♪」


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 「透き通るように透明でピュア―な声」が魅力のスウェーデン出身、「シャネット・リンドストレム/Jeanette Lindstrom」と、同じスウェーデンのピアニストで繊細なタッチが魅力の「スティーヴ・ドブロゴス/Steve Dobrogosz」とのデュオを聴きましょうか。アルバムは、「Feathers」(2000年)。一切の装飾的な音を取り払った音づくりでジャズ・バラッドとポップ・ソングを聴かせる。

 シャネットは1971年生まれ。ドラム奏者だった父親の影響で幼い頃からジャズに慣れ親しんだという。彼女が10才になった時、学校で以前より憧れていたピアノを習うのだが、もう既に楽譜の見方を覚えていたという天才ぶり。そして16才の頃、4、5人のメンバーで始めたジャズ・バンドでピアノを弾き、初めてステージで稼いだという。やがて、ジャズが持つ自由なフィーリング、ハーモニー、リズム、メロディ、そのすべてに魅せられた彼女はシンガーの道を選択のであった。デビュー・アルバムは、「アナザー・カントリー/Another Country」。このアルバムは、1995年の「ジャズ・イン・スウェーデン」を獲得したという。

 そして美メロピアノの「スティーヴ・ドブロゴス/Steve Dobrogosz」。1956年アメリカ・ペンシルヴァニア州に生まれ、6歳からクラシック・ピアノを始めたが、「バークリー音楽院」卒業後の1978年、22歳の時、結婚を機に1978年に夫人の故郷スウェーデンに移り住み、ストックホルムの王立アカデミーに入学して、自身のジャズ・カルテットやピアノ・ソロの活動を積極的に展開。その後はずっとスウェーデンでポップス、ジャズ、クラシカルと幅広いジャンルにわたり活動している。

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 Feathers
 Jeanette Lindstrom, Steve Dobrogos
 Proprius







「透き通るように透明でピュア―な声」という賛辞は、まるで彼女のためにあるように思える。この上なく儚く美しいアルバム、「Feathers」から「青春の光と影/Both Sides Now」。


「Both Sides Now - Jeanette Lindstrom and Steve Dobrogosz」

     




by knakano0311 | 2026-01-22 00:00 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(2)
Commented by MRCP at 2026-01-23 13:33
とあるブログによると 中東の貿易国レバノンでは、普通にクリスマス・セールをしているそうで、あんたらイスラム教じゃないかいと聞いたら、そこはまあそういうことでと。
いい加減なのは日本人だけじゃないんだという話(笑)
Commented by knakano0311 at 2026-01-23 23:15
> MRCPさん  コメントありがとうございます。戦後の日本のアメリカ化、西洋化と同じようにグローバル化というのは、表面上は、西欧化、欧米化とおなじことですから。
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