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大屋地爵士のJAZZYな生活

我が郷愁のギターラ ~ 山下和仁逝く ~

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 『大規模なオーケストラ作品をクラシックギター1本で演奏し、高度な技術で新たな表現の可能性を切り開いた世界的クラシックギタリスト、山下和仁(やました・かずひと)さんが24日、病気で死去した。64歳だった。」という訃報。

 1961年、長崎市生まれ。8歳でギタリストの父、山下亨さんに師事。15歳で現在の東京国際ギターコンクールで優勝。16歳の時、最高峰のパリ国際ギターコンクールを含む3大国際ギターコンクールで、史上最年少優勝を果たした。1980年、ムソルグスキーの大曲「展覧会の絵」をギター1本で演奏。その超絶技巧と叙情性が世界から高く評価された。

 私もこの世代の例にもれず、高校1年生の時、映画「禁じられた遊び」の主題曲を演奏する「ナルシソ・イエペス/Narciso Yepes」を聞いて、「ギターが弾けるようになりたい」と思った一人。「カルカッシのギター教則本」を買って友達と独学し、巨匠「アンドレス・セゴビア/Andrés Segovia」に傾倒し、なんとか「アルハンブラの思い出/Recuerdos de la Alhambra」の始めのトレモロの部分を弾けるようになった。その後は、「ベンチャーズ/The Ventures」に感化され、大学時代には「ギター部」に所属したものの飽き足らず、あっさりとエレキに転向しバンドを組むことになる。

 私が「山下和仁」を知ったのは大分あとのことで、「速すぎて聴こえない、度肝を抜かれた」とか言う、その超絶技巧の評判を聞いて興味を持ったからである。また、「ヴィヴァルディ」の「四季/The Four Seasons」をジャズギタリストである「ラリー・コリエル/Larry Coryell」とデュオしたり、フュージョン・ギターの雄、「渡辺香津美」から曲、「アストラル・フレイクス/Astral Flakes」を献じられたり、その音楽性とテクニックは、ジャンルを越えて幅広い影響を与えている。

 私の手元には、「ラヴ・ミー・ドゥ/Love Me Do」「ノルウェーの森/Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」「レディ・マドンナ/Lady Madonna」他、全36曲が収録された「ビートルズ」作品集、「Hey Jude ◎ Yesterday」(2000)が残されている。残念ながらYOUTUBEにはアップされていない。

 合掌 ・・・・


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 ヘイ・ジュード◎イエスタデイ
 山下和仁
 日本クラウン






 「ラリー・コリエル/Larry Coryell」とデュオで「ヴィヴァルディ」の「四季」を ・・・。

「Kazuhito Yamashita & Larry Coryell ‎– Antonio Vivaldi The Four Seasons 1984」

     



   

by knakano0311 | 2026-01-31 00:00 | 訃報を聞いて | Comments(0)
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