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大屋地爵士のJAZZYな生活

進化か退化か、ディジタルがもたらす革新

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 最近、こんな記事を読んだ。『ウィキペディアは、「知の民主化」続けて25年。しかし、生成AI(人工知能)を使った検索ツールに押されて岐路に立たされているという。ウィキペディアは、AIの波に飲まれてしまうのか、それとも生き残れるのか。』

 私も毎日のようにお世話になっている「ウィキペディア」。情報入手の手段としては革新的であった。最近募金を募集してたので、運営が厳しいのかなと想像していた。2001年に米国で生まれた「ウィキペディア」。モットーは、「中立的な視点」「誰でも編集できる」。1カ月の平均閲覧数は150億回を超えているが、サイト内に広告は載せず、個人や団体からの寄付で運営される。しかし最近、人間のサイト閲覧は6割にとどまり、自動プログラム「ボット」の閲覧が増えているという。つまり、人工知能(AI)の情報源化しているのだ。裏返せば、「ウィキペディア」なければAIは成り立たないと言えるのかもしれない。
「ウィキメディア財団」の責任者はAI時代の到来に合わせて「世界の大きな変化に対応させていく」と強調しているというから、そのあたりに、急速に拡大する生成AIに対しての存在意義、生き残りのヒントがありそうだ。

 別の記事。欧州南東部、バルカン半島に位置し、ギリシャに隣接する人口280万人の小国アルバニア。スマートフォンのアプリを開くと、伝統衣装に身を包んだ女性が画面に現れ、「私はディエラ(Diella)、新たに任命された『AI(人工知能)大臣』です」と言う。「ディエラ」は、住民票の取得などができるオンライン公共サービスで、手続きのやり方を教えてくれる「チャットボット」として稼働しているが、公共調達を監視し、透明性を担保する機能を持たせた公共調達担当の閣僚級のポスト、「大臣」に昇格させると発表した。それも、欧州で最低水準の「腐敗認識指数」、即ち、長年この国を悩ませてきた政治腐敗、汚職の撲滅が目的である。「ディエラ」は実際の財務大臣ではない「バーチャルなAI大臣」、多分世界で初めて、国家が打ち出した前例のない取り組みである。どんなことができ、或いは、できないか、AIのもつ危うさによるリスクは何か、透明性は確保できるものの民主主義という元来非効率な政治に過度の効率化を求めていないか、恣意性はないと言ってもしょせんプログラム ・・・など、即座に判断はし難いが、興味ある試みには間違いない。しかし、もし失敗した時、実験台にされた国民はたまたまったものではないが ・・・。「システムが信頼に足るかどうかは技術そのものではなく、その運用・管理にかかっている」との評はもっともである。

 「政治と金」など不祥事が相次いでいる日本の政治にもAIによるチェック機能を導入したらと思えることも ・・・。


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 今宵のピアノ。イタリアの美メロピアニスト、「ロベルト・オルサー/Roberto Olzer」の演奏で、「Images」。アルバムは、「Notturno/ノットゥルノ(夜想曲)」(2021)から。「アトリエ・サワノ/Atelier Sawano」のキャッチには、『極め付けの美音が描き出す、「夜の迷宮」。天才 Roberto Olzer があなたを幻想に酔わせ、夢へと導く。求め続けた、これが「アトリエ・サワノ」の集大成。』とあった。パーソネルは、「Roberto Olzer: piano」、「ユーリ・ゴルベフ/Yuri Goloubev: bass」、「マウロ・バッジオ/Mauro Beggio: drums」。

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 NOTTURNO
 ロベルト・オルサー・トリオ
 澤野工房







「Images - Roberto Olzer trio」

     







by knakano0311 | 2026-03-31 00:00 | 想うことなど・・・ | Comments(2)
Commented by maya653 at 2026-03-31 14:09
チームみらいあたりがやってくれるといいんですが・・・
Commented by knakano0311 at 2026-03-31 14:21
> maya653さん
政治の分野でもAIにできることは沢山あると思います。

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