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大屋地爵士のJAZZYな生活

青春の記憶のひとコマでもあった

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 「築113年、現役の学生寮では国内最古とされる京大吉田寮。老朽化した寮の耐震工事のため、今年度末に寮生全員が「現棟」から一時退去する」(3月30日朝日新聞大阪本社版)(写真はNETより拝借)

 『「寮が汚いから掃除をしてきれいにしよう」。ある寮生の提案に別の寮生が反論した。「きれいであることが必ずしも善とは限らない」。理由は、昔からある商店街の再開発で土地の文脈が失われるように、寮の壁に貼られたビラを掃除で剝がしてしまえば、かつての寮生の考えや主張、時代の文脈が失われてしまう、というもの。ビラはイベント告知や生活上の決まりごとを書いたものなどの他に、個人の考えや意思を発信したものがある。剝がさずあえて重ね貼りされた汚さは歴史の蓄積だと主張した。』

 こんな記事が目に留まった。なんか京大らしいと思った。実は、1967年8月に「京大吉田寮」に泊ったことがある。60年近く前のことである。たしか国立大学自治会か何かの協定で他大学の学生も宿泊でき、たしか1泊50円だったことを記憶している。大学3年の時の夏休み、3週間の神戸の造船所での工場実習の帰り、1週間ここに宿泊、拠点として京都を巡った。当時まだ京都市内には市電が走っていて、1日乗り放題パスを使っての観光であった。有名な神社、仏閣、そして「シアンクレール」などのジャズ喫茶も巡ったものである。
  
 それにしても、1913年にたてられたこの吉田寮、60年前も汚かった。大広間の和室のようなところに泊った記憶があるが、畳の上には埃が積もり、壁にはアジビラが貼ってあった。夏なのでせんべい布団1枚。夜になると夏休みにもかかわらず、ダンス・パーティや学生運動の集会が行われていた。

 そんな私にも強烈な印象を残し、青春の記憶の一コマ
でもあった、「京大吉田寮」がリニューアルのため取り壊されるという ・・・。
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 今宵の曲、ひょっとしたら当時の「シアンクレール」で聴いたかもしれない、懐かしの「ディア・オールド・ストックホルム/Dear Old Stockholm」。「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」のアルバム、「'Round About Midnight」(1957)から。パーソネルは、「Miles Davis — trumpet」、「ジョン・コルトレーン/John Coltrane — tenor saxophone」、「レッド・ガーランド/Red Garland — piano」、「ポール・チェンバース/Paul Chambers — bass」、「フィリー・ジョー・ジョーンズ/Philly Joe Jones — drums」。

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 ラウンド・アバウト・ミッドナイト
 マイルス・デイビス
 ソニー・ミュージックレコーズ







「Miles Davis - Dear Old Stockholm」


     



  

by knakano0311 | 2026-04-02 00:00 | 我が青春のジャズ・グラフィティ | Comments(0)
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