大屋地爵士のJAZZYな生活

第5回 二人目の「A」・・・・

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これもまた30年ほど前の古い話になるが、FM放送を聴いていたとき「ガツン」と衝撃をうけた女性歌手がいた。「Ann Burton アン・バートン」であり、そのときの曲は「シェール」のヒットで有名な「Bang Bang」であった。すぐにレコード屋に走って、LPを買ったことを覚えています。オランダの歌手で、Jazzといえば、アメリカと思い込んでいた私の目を覚まさせてくれたアルバムでもあった。残念なことに彼女は1989年にこの世を去ってしまったけど、いまだに根強く彼女のファンが多いと聞く。「Ballads & Burton」「Blue Burton」の2枚がおすすめ。衝撃を受けた「Bang Bang」 「Someone To Watch Over Me」「Try A Little Tenderness」「Sunny」などおなじみの曲ではあるが、バートン節ともいえる深い味わいが心を揺さぶる。まさに名盤である。このほかにも何枚かのアルバムがでているが、プロデューサーとの相性か、はたまたバックの「ルイス・ヴァン・ダイク トリオ」との絶妙なコラボのせいか、心を揺さぶられたのはこの2枚だけであった。深夜に一人で聴くもよし、酒場で聴くもよし、少し人生を考えたくなったときにもぴったりのアルバムである。

彼女の死後16年、2005年になって「ルイス・ヴァン・ダイク」が新しいピアノ・トリオで彼女のレクイエム(鎮魂歌)として、先の2枚のアルバムにちなんだ「Ballads In Blue」をだしたが、やはり2枚の印象が強くバートンなき演奏に物足りなさを感じてしまった。


バラード&バートン
アン・バートン ジャック・スコルズ ルイス・ヴァン・ダイク ジョン・エンゲルス ルディ・ブリンク / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00005G4A4
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ブルー・バートン
アン・バートン ジャック・スコルズ ルイス・ヴァン・ダイク ピエ・ノールディク ジョン・エンゲルス / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00005G4A3
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バラード・イン・ブルー
ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ / エムアンドアイカンパニー
ISBN : B0007VLW7M
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「THE SHADOW OF YOUR SMILE - ANN BURTON」

          
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by knakano0311 | 2006-07-01 01:08 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)
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