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大屋地爵士のJAZZYな生活

Jazzyな「ちょいワルおやじ」

「ちょいワルオヤジ」。なんという巧みなコピ-、うまいマーケティングなのだ。我々の世代は若かりし頃、IVY全盛。平凡パンチやらVANやらJUNに憧れ、そんな若者がいまやおやじ。だけどファッションに対する関心と若い女の子にもてたいというスケベ心はまだ持っている。そんなオヤジ心を上手にくすぐったコンセプトが大うけしたのでしょう。イタリアンファッションですか?とても私はあんなカッコイイ「ちょいワルオヤジ」にはなれそうにもないが、せめて気だけは「小僧なんかに負けるもんか」と背伸びくらいはしてみましょう。
洋の東西を問わず、今は男性ソロボーカル不毛の時代かなと思います。特にJazzの分野ではその感が強い。まして「ちょいワル」の世代はほとんどいないといっていいでしょう。「ジョン・ピザレリ」くらいか?彼はイタリア系、ルックスも渋く、ギターも歌も最高。まさに「ちょいワルオヤジ」にぴったり。ルックスだけ紹介。(「ビートルズはお好き?」参照)

ノウイング・ユー
ジョン・ピザレリ / ユニバーサルクラシック
ISBN : B0007OE2YE
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日本のJazzシンガーでは、寡聞にして、この世代ではまったく見当たらないが、かってフォーク、POPSなどの別の分野で活躍し、年輪を重ねた今、オヤジになってJazzyな歌がすごく似合う男達がいる。「南佳孝」「上田正樹」「井上陽水」。

「モンローウォーク」「スローなブギにしてくれ」など夏のイメージのある南がStandard、BossaNovaに取り組んだ2アルバム。彼がずっと歌いたくてたまらなかったんだろうな。そんな感じがよく伝わってきます。「まともな英語でない。だから歌詞カードがない。」なんて酷評もありますが、歌いたくてたまらなかったという思いが過剰になっているアルバムかも。「Blue Nude」11曲目の「パラディソ 天国への階段」。こんな暗い歌詞の歌は聴いたことがないほど暗い。
「Gift」は1テイクでは飽き足らず2テイクを収めているなんぞ、良くも悪くも思い入れが強くでている。が、私は「ルート66」「ネイチャーボーイ」「ソーナイス」など歌がうまければ、私もきっとカラオケで歌っているのにという曲も多く、楽しめたアルバム。

ブルー・ヌード
南佳孝 / ビクターエンタテインメント
ISBN : B000065EDO
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NUDE VOICE
南佳孝 / ビクターエンタテインメント
ISBN : B00005HUJJ
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たしか現在は、バリ島かどこかに生活の本拠を移し、このアルバムでも、何曲かに参加している、サキソフォーンニストでもある最愛の奥さん「朝本チカ」さんと優雅に暮らしているはず。彼の人生への向き方には共感できる。男の声に癒されることはめったにない私が、上田正樹だけは別格。「アントニオの唄」「ユーヴ・ガッタ・フレンド」これも正樹節というか、憂歌団風というか「悲しい色やねん」の同じ色温度にある上田ブルースの世界に浸れる。

イマジン
上田正樹 / ビデオアーツ・ミュージック
ISBN : B0002I861K
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Smile
上田正樹 / ビデオアーツ・ミュージック
ISBN : B0000A8V42
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最近全国ツアーを始めたとのこと。ま、なんとお若いといいたくなる。娘さんと共作したりしていい親父もしているらしい。「Blue Selection」、これが大オススメ。過去のヒット曲のセルフカバーやら新作も混在しているが、Jazzアレンジを前面に押し出して作られたアルバム。なんといっても冒頭、「飾りじゃないのよ涙は」が圧巻。曲が終わった瞬間、思わず「かっこいい」と叫んでしまったくらいJazzyなテイストに満ちている。さすが存在感抜群の陽水。

Blue Selection
井上陽水 / フォーライフミュージックエンタテインメント
ISBN : B00006RTNQ
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「ワンノート・サンバ - 南 佳孝」

          

「リクエストによる埋め込み無効」ですのでクリックください。「飾りじゃないのよ涙は 井上陽水」

どうですかオヤジども!かくありたいですねえ!まっ 無理か。でも、いつかなってみるという夢は持ち続けたいもの。
「ちょいワルオヤジ」とくれば、次回のタイトルは「艶女(アデージョ)」としないわけにはいかないでしょう。
by knakano0311 | 2006-07-13 23:16 | おやじのジャズ | Comments(0)
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