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大屋地爵士のJAZZYな生活

夏に鍛える ~ウォーキングの友 

週1のジムでの筋トレ、ウォーキングに通いだしてから、もうからこれ10数年になるかなあ。40歳の後半にギックリ腰になって、「これはあかん、背骨を支えている腹筋と背筋を鍛えねば」と始めたのがきっかけ。効果があったせいか、以来ギックリ腰には一度もなっていません。最近は加えて、ダイエットのため毎日50分のウォーキングをしています。なんか「みのもんた」みたいな年寄りじみた話になってきましたが、60歳を迎えるとやはり健康が一番気になるテーマ。強迫観念かもしれないが、定年まで勤めていた会社のOBの平均寿命は64歳という定説があって我々が集まるとその話題でしきり。
そんなんで、一心不乱のウォーキングのため、音楽は必要な友。どんな音楽をといえば、リズムが強調されて、浮き立つ明るい、アップテンポの曲が良いわけで、私の場合、ここでも「i-POD」が威力を発揮しています。「いいラジオ聞いてますね。阪神勝ってますか?」といわれてがっくり来たこともあったが。

「デヴィッド・サンボーン David Sanborn」。
もう彼も還暦、我々とご同輩。昔のようなソウルフルな音は影を潜めた代わりに、年輪を重ねて、「円熟」の境地に達した大人が、情感豊かにSAXを奏でる、そんな感じ。このアルバムは彼の円熟さが醸し出す、極上のウィスキー。そんなアルバムを私は、グラミー賞をとった彼には大変失礼だが、ウォーキングの友として、愛聴しています。ハービー・マンで有名になった「Comin' Home Baby」。本当にピッチが取りやすく、歩きやすい。これは、Steve Gadd(ds)とChristian McBride(b)のつくりだすリズムとベースラインのなせる業。

タイムアゲイン
デヴィッド・サンボーン / ユニバーサルクラシック
ISBN : B000091L3K
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次は、デトロイトを代表するオルガン奏者。「Lyman Woodard /Don’t Stop The Groove」。70年代に活躍した、彼が率いる8人編成の大型コンポのライブ盤。
「時は1979年、ディープな音楽都市デトロイトでオルガン奏者ライマン・ウッダード率いるバンドの伝説のライヴ演奏を発掘。ジャズ・ファンク・マニア、ファンキー・フュージョン・ファンも即死のキラー・ライヴだ。」とエディター評には記されている。これほどのファンキーさが、日本で話題にならず、ほとんどなじみがないアーティストであったのはなぜだろう?ウォーキングしていると、思わず「デューク・更家」みたいな歩き方になってしまいそうな気がするから困ったもの。
それにしても、このジャケの顔の「うさんくささ」は見事。(オリジナルの輸入版はもっとエゲツないジャケ、見開きのなかに隠されています。)

ドント・ストップ・ザ・グルーヴ
ライマン・ウッダード・オーガニゼーション アラン・バーンズ ケリー・キャンベル マーカス・ベルグレイヴ ライマン・ウッダード レオナード・キング ロバート・ロウ ロレンツォ・ブラウン ロン・ジャクソン / ブルース・インターアクションズ
ISBN : B000BKJH80
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「The Lyman Woodard Organization (Live) - Don't Stop The Groove (1979)」

          

もうひとつファンキー路線を! 「Joe Sample &The Soul Committee/Did You Feel That?」。
「クルセーダーズ」とは別に、サンプルがこのアルバムのために結成したスペシャル・グループ。このアルバムも、前掲「Lyman Woodard」に劣らず、そのファンキー度たるやすごい。ここでも、スティーブ・ガッド(ds)、フレディ・ワシントン(b)、レニー・カストロ(Perc)ら手だれが参加しており、リズムセクションの安定感はやはりすごい。サンプルには「ファンク野郎」の血が脈々と流れていることを感じさせる。
まさに、「ファンキー」、「グルービィー」。ほかに形容詞はなし!!

Did You Feel That?
Joe Sample / Warner Bros.
ISBN : B000002MTM
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さあ、きょうもがんばってgymに行こう!
by knakano0311 | 2006-08-17 07:22 | 音楽的生活 | Comments(1)
Commented by Jordan at 2007-04-05 02:31 x
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