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大屋地爵士のJAZZYな生活

我が心のミューズたち(1)  ジャネット・サイデル 

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先日の昼休み、普段は入ることのないCDショップにたまたま入ったら、そこの中古CDコーナーに「ジャネット・サイデル/Don’t Smoke In Bed」があるではないか。もちろん直ちに購入したのは言うまでもない。このアルバムは2002年彼女の日本デビュー盤である。Amazonにも在庫がなくて、探していたアルバム。「ペギー・リー、ドリス・ディ、ブロッサム・ディアリー」へのトリビュート3部作のうち、ペギー・リー・トリビュート。まっ、「はやく本命の特集をしろ」と誰かが催促しているような気がして、とりあえず大本命から始めた次第。私には「我が心のミューズ」と称する大すきな女性歌手が4人いる。ジャネット・サイデル、ステイシー・ケント、ダイアナ・クラール、カッサンドラ・ウィルソンである。一人づつ語っていこうか。

ジャネットのファンは、たいてい寺嶋靖国氏の推薦でなった人がほとんどであろうが、私もそうである。オーストラリアのシドニーのホテルで歌っていた彼女が日本でデビューし、じわっとファンが増えて行った過程には様々な物語があったであろう。とにもかくにも、彼女の存在を知らしめてくれた寺嶋氏には感謝。私のよく行く隠れ家、北新地の「ヌーヴォー」にも来たことがあるというから、驚き。寺嶋氏のコンピ・アルバム「JAZZ Bar シリーズ」を除くと9枚のアルバムが日本で、発売されている。

かの、矢沢永吉氏いわく、「これまでは作り手の俺自身が酔っていた。でも今は、リスナーを酔わせてやろうって思う。長く音楽をやってきて、やっとそこに行き着いたわけよ。」この境地に既にジャネットは達している。だから聴いていて自然になれるし、芯から心地よい。

「コール・ポーターと私~スウィーテスト・ライブ」のライナーノーツを再掲する。
『ジャネット・サイデルは、「アート・オブ・ラウンジ」というシリーズを出しているように、ラウンジ音楽の芸術家だ。ラウンジというところは大勢の人が集まるところ、そういう人たちを心地よくさせ、耳を傾けてもらう音楽の芸術家とでも言うのだろうか。彼女の甘く、優しく、人を包み込むような温かみのある声、歌詞を良く研究して、それをベストなやり方で聞き手に伝える、落ち着きのあるリラクシングな歌、その中で光るジャズ・スピリット、選曲の良さ、といったものが彼女の魅力を形づくっているのだろう。』
やはり、「アート・オブ・ラウンジ 1~3」シリーズが彼女を知る上で一番良いアルバムであろう。
大好きな1の「カムズ・ラブ」をはじめ、聴きたい歌、聞かせたい歌が満載。寺嶋氏ご推薦の「マイアミ・ビーチ・ルンバ」は3で聴ける。歌を聴く喜びとはまさにこのこと。

スウィーテスト・サウンド~アート・オブ・ラウンジ vol.1&2
ジャネット・サイデル / インディペンデントレーベル
ISBN : B000228VNE
スコア選択:


アート・オブ・ラウンジ~マイアミ・ビーチ・ルンバ
ジャネット・サイデル / インディペンデントレーベル
ISBN : B0000DG46N
スコア選択:

私が、高校生の頃に酔いしれた歌、西部劇「大砂塵」の挿入歌、「ジョニー・ギター」は、「Don’t Smoke In Bed」で聴けます。まさしく「リラックス」「メロウ」「ムーディ」「ジェントル」「スイート」とは彼女の歌のためにあることば。なぜか彼女の生写真をジャケットでみられるのはこのアルバムと「ドリス&ミー」だけ。

ベッドで煙草はよくないわ~ペギー・リー・トリビュート
ジャネット・サイデル / 徳間ジャパンコミュニケーションズ
ISBN : B000068P75
スコア選択:

それにしても、「ヌーヴォー」で会えなかったのは実に残念!!


「Janet Seidel - Sentimental Journey」


          
 
by knakano0311 | 2006-08-29 21:20 | ミューズたちの歌声 | Trackback(1) | Comments(1)
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Commented by knakano0311 at 2006-10-17 23:29
そんな少年時代が彼にあると走りませんでした。彼の音楽性にどんな影響があったんでしょうか。
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