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大屋地爵士のJAZZYな生活

続・音楽の「チカラ」  ~送られてきた1枚のDVD~  

1枚のDVDが古い友人から届いた。録画されていたのは、10月1日にフジTVで放映された(関東地方だけ)「ザ・ノンフィクション/ダメおやじのラブ・ソング ~28年ぶりの娘との再会物語~」。
友人は、私の学生時代のバンド仲間で、現在はビジネスマンのかたわら、番組の主人公がマスターをする酒場の常連客で、いろいろの職業をもつ親父どもからなる素人バンド、「おじさんバンド」でドラムを叩いています。そんなことから、主人公のダメ親父、「クーペ」氏と、女性シンガー・ソング・ライター「Shifo」さんとのデュオ「クーペ&Shifo」のコンサートを主体とする音楽活動「50歳過ぎたら聞きたいライブ」を、応援団として、ゲストバンドとして支えているそうです。
番組は、フジTVが、2年間に及ぶ「クーペ&Shifo」の活動を、ドキュメンタリーとして追いかけたもの。

クーペ58歳。林家クーペという林家三平門下の落語家でしたが、素行の悪さから何回も破門になり、また親兄弟親戚からも見放され、酒場のマスターをしながらホームレス一歩手前のようなすさんだ生活をしていた。そこへ1歳のとき離婚で別れた娘から、25年ぶりに手紙が届いた。
「生んでくれてありがとう」。住所は書いてなく、消印は福岡。泣いた。会いたいと思った。愛したいと思った。愛されたいと思った。クーペは「音楽をやっていれば、ステージに立っていれば、いつか娘に会える」と思い、この手紙に対する返事を歌「25年ぶりの手紙」にしてステージに立ち、音楽活動を真剣に始める。しかし、運命は過酷なもので、脳梗塞で倒れ入院。しかしなんとしても、ステージに立ちたいとの執念でリハビリをし、後遺症の麻痺を克服し、3年の歳月を経て、やっと福岡でのステージで、娘さんとの感激の再会を果たす。こんなドキュメンタリー。

25年ぶりの手紙 (CCCD)
クーペ Shifo / 東芝EMI
ISBN : B0000C4GI9
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「音楽のチカラ」が本人だけでなく、周りの人を巻き込みながら、奇跡を生むいう実例。そんな現場に参加して、奇跡を目の当たりに見た友人。ちょっぴりうらやましくも思った。
舞台となった酒場「Stand By Me」のURLは、http://shifo.boo.jp/standbyme/

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このDVDを観たあと、「ジャニス・ジョプリン」の生涯をモチーフにしたといわれる、ベット・ミドラー主演の映画『ローズ』をすぐに、思い浮かべた。クーペの例とは違うのだが、79年公開され名作映画の1つに数えられている作品で、一人の歌手の生き様を描いた作品で、なんともいえない孤独感が漂い、胸が張り裂けるようなストーリーである。
この映画のテーマ曲「ローズ」は未だに数多くの歌手のカバーが絶えない名曲であるし、劇中
ミドラー扮する「ローズ」が全身全霊をこめて歌う「男が女を愛すとき」は圧巻である。サントラCDはこの歌を聴くだけで十分価値があるし、主人公「ローズ」が愛したい、愛されたい、と剥きだしの心でぶつかっていくこの映画をぜひ観て欲しい。この映画でインスパイヤーされる人も多いはず。ここにも「音楽のチカラ」が・・・・・・・・

ローズ
ベット・ミドラー / イーストウエスト・ジャパン
ISBN : B00005HEHD
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ローズ
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ISBN : B0007WZTPW
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「The Rose - Bette Midler (Sound track )」

          
by knakano0311 | 2006-11-03 10:30 | 音楽のチカラ | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2016-10-18 10:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by knakano0311 at 2016-10-19 09:55
なおさん  初めまして。古い話なので残っているかどうか?探してみますのでしばらくお待ちください。
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