ラスベガス、ダラスなどと並んで、国際会議、ビジネス・ショーが最も多く開かれるフロリダ州「オーランド」も、仕事で何回か訪れた事があります。大規模なビジネスショー、国際会議の場合、集客力、コンベンションホール、ホテルの収容人員などの関係から、どうしても大規模な観光都市が選ばれる場合が多いようです。
オーランドはテーマパークのまち。「ユニバーサル・スタジオ」、「ディズニー・ワールド」、「JFケネディ宇宙センター」などなど、集客力にかけては、全米屈指の街。この街は、ラスベガス同様、「アーティスティック」でなく「アーティフィシャル」な魅力の街。
のちに、日本の大阪に出来ましたが、オーランドの「ユニバーサル・スタジオ」へ行ったとき、「ジョン・ベルーシ」と「ダン・エイクロイド」主演の映画「ブルース・ブラザース」のそっくりさんがパフォーマンスをしていて、その、そっくりさんのレベルの高さにビックリすると同時に、アメリカ音楽界の底の深さというか、これくらいの実力の持ち主ならいくらでもいるよという、ミュージシャンの豊富さに感心したことがあります。映画中のゲロッパこと「ジェームイズ・ブラウン」、R&B界に多大な影響を与えた人。惜しい人を亡くしたものです。ほかにも、「レイ・チャールス」、「アレサ・フランクリン」がゲスト出演。
ザ・ブルース・ブラザーズ サントラ盤
サントラ ブルース・ブラザーズ レイ・チャールズ ジェームス・ブラウン / イーストウエスト・ジャパン
ISBN : B00005HECG
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また、ユニバーサル・スタジオ内のカフェ。ポニーテールの女の子などが、当時のファッションで、ジョージ・ルーカス監督「アメリカン・グラフィティ」の中で歌われた、50~60年代のロックンロールを踊って歌うパフォーマンスをみせてくれます。ここでもミュージシャンの層の厚さを実感しました。
アメリカン・グラフィティ ― オリジナル・サウンドトラック
サントラ / / ユニバーサルインターナショナル
ISBN : B000063KZ2
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さて、それから「ディズニー・ワールド」。ミッキーのキャラが、部屋のそこかしこにプリントされたていて、そんなホテルにおじさん一人で泊まって、えらく気恥ずかしいおもいをしたこともありますが、「ディズニー・ワールド誕生50周年」のエレクトリカル・パレードを一人で見て、うかれていたのも、いい思い出。
ディズニー映画の名曲をJAZZでつづる、「ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット」の名盤、「デイヴ・ディグズ・ディズニー」。あの誰でも知っている「ピノキオ」、「白雪姫」などの映画の、懐かしい主題曲を、楽しく演奏。子供さんとジャズの楽しさを知るには最適のアルバムでしょう。
デイヴ・ディグズ・ディズニー+2
ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット / / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B000056C6C
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「Dave Brubeck Quartet - When You Wish Upon a Star」