大屋地爵士のJAZZYな生活

昔はみんな「ラジオ少年」だった! 

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急にロボットをつくりたくなった。書店で、毎月配本されるシリーズを組み立てていくという、「DaAGOSTINI」社の本を見かけたからである。もともとの、技術者としての好奇心、あたらし物好きの性格、また、「ものづくりの虫」があたまをもたげてきたらしい。技術者として前の会社に入社し、20年間はR&D一筋で、特許も相当持っていたが、管理職やら事業責任者になるにしたがって、マネジメントが主体となり、設計・試作・試験からは遠ざかってしまった。2週間に1回発刊で25回かかるらしいんですが、まっ、時間がたっぷりあるのは特権ですから。出来上がりが、楽しみですな。さしずめ、しばらくは、「ロボットおじん」というところか。

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話は変わりますが、JAZZに興味を持ち出したのは、高校生のとき。映画「死刑台のエレベーター」の「マイルス・ディビス」、「男と女」、「黒いオルフェ」のボサノバから。さて、音楽はどうだろうか?これは、さらにさかのぼって中学生のときであろう。父親が電気技術者で、勤めの傍ら、近所の人に「ラジオ」を組み立ててあげるという、いわば内職をしていた。したがって、家には、電気工作の道具(当時父親自作のオシロスコープやFジェネレータなどがあった!!)が転がっていたため、自然と半田ごてを握り、いろいろな電気工作をして遊んでいた。まだステレオがないとき、真空管アンプとスピーカーBOXを自作でつくり、それをきっかけに、音楽に目覚めていった。ソノシートというビニールで出来たレコード・シートを、よくかけていたもんです。

男の子は、昔、みんな「ラジオ少年」。小学校か中学校の工作の時間に鉱石ラジオをみんなが作ったものです。自作の鉱石ラジオのイヤフォンから放送が聞こえたときの感激。私は、この体験と、父親の影響で技術者の道を歩んできた。TVゲーム漬けのいまの子供たちにも五感にふれる感激から、生涯の道を目指すという選択があるのだろうか?特に、理工科系の学力が危機的状況にあるという。また、団塊の世代の大量退職による技術・技能の伝承も危機にあるという。かって、「ラジオ少年」であった、一人一人の技術者が、それぞれの企業での「プロジェクトX」を抱え、それを誇りにして駆け抜けてきた我々世代の技術者・技能者たち。今後も、世界の中で、「技術立国日本」、「ものづくり立国日本」、「省エネ・環境立国日本」という理工科系の人材による、優位性を保ち続けていけるのだろうか?

さて、「カーリーサイモン」の新作アルバム、「Into White」がリリース。1970年ごろデビューし、「ジェームズ・テイラー」と結婚、離婚してから約25年。彼との間の二人の子供も成長し、シンガー・ソング・ライターとして自立しているという。そんな彼女が、母親が子供に聞かすような歌、童謡、子守唄などを主体としたアルバムをリリースした。「オー! スザンナ」、「ブラックバード」、「さらばジャマイカ」、「You Are My Sunshine」、「虹のかなたに」などが収録されている。このアルバムは、彼女自身のHP(http://www.carlysimon.com)のキャッチ・コピーで、「Something songs for the young & young at heart (若者たちと気持ちが若い人たちのための心和らげる歌の数々)」 と紹介されている。アコースティックで、心和む、優しいアルバム。 50歳後半になり、年輪を重ねた、今の彼女だから歌える歌の数々なのかもしれない。

このアルバムに、彼女の子供たちは、きっと感じているだろう。『母の歌い給いし歌たちよ!』と。

Into White
カーリー・サイモン / / ソニーミュージックエンタテインメント
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ジェームズ・テイラーとの離婚直後、1981年にリリースされた「トーチ」。切なくなるような女ごころ、未練、苦悩が、よくつたわってくる。   

Torch
Carly Simon / Warner Bros.
ISBN : B000002KMN
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結婚、出産をへて、もともとセクシーな彼女が、肉感的な色香を全開したジャケット。こうなるともう中身などはどうでもよく、「ジャケ買い」、「秘密の花園」入りのアルバム。

Playing Possum
Carly Simon / / Elektra
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結婚後、幸せ一杯の妊娠の写真をジャッケットに使って話題となった、1974年リリースのアルバム、「Hotcakes」。

Hotcakes
Carly Simon / / Elektra
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デビュー当時の1970年ごろ、リリース・アルバム。人の一生、一人の女性の生涯の変遷が、このようにアルバムをたどるだけでも、よく分かる。

Carly Simon
Carly Simon / / Elektra
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純真なラジオ少年の話から大幅に脱線してしまいました。
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by knakano0311 | 2007-01-23 19:30 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)
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