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大屋地爵士のJAZZYな生活

春二番    ~期待の新人待望の第2作~

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このブログでも注目していた新人女性JAZZ歌手の第二弾のアルバムがそろって出ました。
一人目は、沖縄出身の「安富祖貴子」(「Cool Biz ~定年考 続き~」参照)。二人目は、「グレース・マーヤ」(「Birth」、そして「Rebirth」 参照)。

「安富祖貴子」。前回のブログでは、「日本人の新人女性JAZZ歌手数あれど、どの歌手も歌はうまくても、声の豊かさというか、露骨に言えば、声が共鳴する「胸周りの豊かさ」を感じさせる歌手がいないと感じていた。いわゆる「薄っぺらい」のである。この「安富祖(あふそ)」はちがう、腹の底から湧いて、響く声である。」と紹介した。第2作目もその声には磨きがかかり、前作では新人のデビュー作にありがちな、肩に力の入った不安定さをやや感じたが、今回はそんなものは全く感じさせない、ベテランの風格すらも。従来の、ソウルフルな味に加え、「ベサメ・ムチーチョ」、「My Way」、「ラバーズ・コンチェルト」では違った味付けも見せてくれる。いや、全く楽しみな歌手になったもんだ。

マブイのうた
安富祖貴子 / / エムアンドアイカンパニー
ISBN : B000M2EB74
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「グレース・マーヤ」。彼女については、こんな風に紹介した。『いいJazz歌手の最も重要な要素は、歌唱力ではなく「声の質」。同感。聴いた瞬間、「あっ、Jazz向き」と思うCDはほとんどあたり、その後、愛聴盤となっている。彼女もそうであった。CDショップで試聴した瞬間、買うことを決めていた。ハスキーでスモーキー、しかし重くなく、ソウルやロックのテイストを感じさせる歌い方。』
第2作も手放しで楽しめるオススメ盤。今回は、12月25,26日、あの新宿「DUG」のクロージング・ラスト・ライブをつとめた歴史的ともいえるアルバム。サポートには、村岡建(ss、clなど)、小沼ようすけ(g)などの手だれを配し、最初の「ルート66」から、エンジン全開。しかも、この1曲のみ、あの日野皓正(tp)が飛び入りで参加し、あっという間に、新宿の夜に消えていったという、サプライズもある。よく歌い、スイングするおなじみのナンバー。この夜のお客さんは本当に幸せであったに違いない。

ラスト・ライブ・アット・ダグ
グレース・マーヤ / / Village Music
ISBN : B000MAFYS6
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デビュー・アルバム「ザ・ルック・オブ・ラブ」から「マイ・フェイヴァリット・シングス」。
「Grace Mahya - my favorite things」

          

こんな風に春風とともにやってきた、心地よい「春、2番」。二人とも将来が本当に楽しみ。
by knakano0311 | 2007-03-15 18:30 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)
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